「道の駅 たけはら」は、国道185号沿いの広島県竹原市本町にあり、JR西日本呉線の竹原駅から歩いて8分ほどの所にあります。瀬戸内海に面した自然と、江戸時代の風情が残る古都の香り豊かな歴史の町で、北前船と往来する人々で賑わったなつかしい昔を思って、憩いの時間を過ごせます。

道の駅の外観は、竹原の町並み保存地区に合わせて、「竹原格子」・「虫籠窓」・「白漆喰」などを取り入れたデザインになっていて、町の景観にピッタリとマッチしたものになっています。加えて、機能性・開放感なども重視して、現代的で採光性の高い施設・設備を実現しているのです。

1階には売店・レストラン・道路情報提供スペース・休憩スペースなど、2階には地域交流スペース・観光情報コーナーなどがあります。この道の駅は防災拠点にも位置づけられていて、自家発電設備・単独の受水槽も保有し、災害時の電気・水の供給停止にも対応できるという安心エリアとなっています。

売店には竹原ならではの食材や、それを使った特産品が豊富に品揃えされています。お土産には、清酒竹鶴純米吟醸・誠鏡まぼろし赤箱・龍勢純米大吟醸・竹姫・がんぼうなどのお酒、酒粕ジェラート・塩バニラ・ぶどうジェラートなどのアイス類、かきカレー・たこめしの素・久太郎饅頭・瀬戸のはこにわ最中などがあります。

レストランでは、期間限定の「ひなめぐりランチ」・限定10食の「うさちゃんカレー」・お魚かお肉メインの「ランチ・竹の里コース」・魚と肉共に味わえる「キャンベルコース」・「地元牧場峠下牛のステーキランチ」などから、お好きなものを選ぶことができます。

道の駅から2分ほども歩けば、「本通り」の入り口にあたる「旧笠井邸」の前に行けます。この邸宅は明治5年に建てられた浜旦那(塩田経営者)の家で、本瓦葺の大屋根・袖壁・2階の梁が見事な建築物です。

本通りを進むと、右手にニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝の生家である「竹鶴酒造」、左手に製塩業や問屋業を営なんだ浜旦那の「松阪邸」があり、更に進むと「竹原町並み保存センター」や「竹原市歴史民俗資料館」があります。江戸中期から明治にかけての町屋が並ぶ街路を行くと、悠久の歴史をひしと感じることができます。

「竹原町並み保存センター」では町の歴史と町並みをDVDで紹介していて、町並み保存地区の中心地で休憩と学習の場となっています。また、「竹原市歴史民俗資料館」では町の先人たち生活と心を学べる、文化・歴史・民俗・塩業・産業などに関する資料を見ることができるのです。

他にも、「大小路」・「板屋小路」・「中ノ小路」などたくさんの小路があり、国の重要文化財になっている「春風館頼家住宅」・「復古館頼家住宅」・「照蓮寺銅鐘」、県史跡の「頼惟清旧宅」・「唐崎常陸介之墓」・「礒宮八幡神社忠孝岩」などを見ることができるのです。

「照蓮寺」は小早川氏の学問所として使われた所で、ここの銅鐘は、大明帝国の征服を目指した天下人・豊臣秀吉が朝鮮半島を攻撃した、文禄・慶長の役の時、小早川隆景が持ち帰ったものだそうです。