【道の駅 つる】”ここにしかない”もので物語が始る

【道の駅 つる】は、山梨県都留市の市道大原線沿いにあり、富士急行大月線の田野倉駅から歩いて17分ほどの所にあります。”ここにしかない”ものがいっぱいに詰まった所で、何かの物語が始ります。

道の駅の構成は、農産物直売所・地産地消レストラン「お勝手場」・キッズスペース・休憩スペース・芝生広場・多目的広場などとなっています。

農産物直売所では、富士山で長い長い時間をかけて洗練された湧き水の恵みで育てられた、”ここにしかない食材”の新鮮野菜・加工品・手づくり品などを販売しています。

「お勝手場」では、広い窓で開放感を、風のあたるテラス席で自然を感じ、”ここにしかない味”の地元産食材メニューを堪能できます。道の駅限定販売の生そうめん・季節限定の「デミタマハンバーグセット」を始め、富士湧水ポークを使ったポークソテー・生姜焼きなどがお薦めです。

キッズスペースと休憩スペースでは、都留市の7割ほどにもなる森林の恵みを生かした、憩いの場を提供しています。ここでは、”ここにしかない遊び”を満喫することができるのです。

芝生広場では、遊具を置かずに遊びに来る子供たちの創造性に任せた場所を提供しています。直売所の前にある小川に入って水遊びをするも良し、お惣菜を買ってきてランチを摂るも良し、全ては来訪者しだいです。

多目的広場では、バスケットボール・スカッシュ・身体を動かすレクリエーションなどに利用することができます。「お勝手場」のテラス席から見渡すことができ、「芝生広場」と共に、”ここにしかない憩い”を演出しています。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「尾県郷土資料館」・「山梨県立リニア見学センター」などがあります。

「尾県郷土資料館」は、田野倉駅から歩いて13分ほどの所にあります。建物は1878年開校で今では廃校になった小学校で、藤村式建築と呼ばれるもので、1973年に復元した後で郷土資料館となりました。

1975年に県の文化財に指定され、明治時代の教員室・教室・裁縫室などが復元されています。他に、明治から昭和にかけての教育や民俗関連の貴重な資料が2000点ほども展示されていて、昔の様子をうかがい知ることができるのです。

資料館がある敷地は、「稲村神社」の境内になっています。この社殿は「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」の徳を慕って造営勧請されたもので、毎年9月3日には例祭が行われています。

「山梨県立リニア見学センター」は、田野倉駅から歩いて21分ほどの所にあります。「山梨リニア実験線」の走行試験の開始に合わせて開館した施設で、博物館型の見学施設になっています。

ここにある「どきどきリニア館」では、2003年に世界最高速度を記録した試験車両が展示され、超電導リニアの仕組みと原理について体験型学習をすることができます。また「わくわくやまなし館」では、山梨県の観光情報コーナー設け、リニアグッズに加え、地場産品の販売も行っています。