「道の駅 和田浦WA・O!」は、国道128号沿いの千葉県南房総市にあり、JR東日本内房線の和田浦駅(関東の駅百選に選定)から歩いて7分ほどの所にあります。この道の駅は、「海と花とクジラの街で 食べて、歩いて、ひとやすみ。」がキャッチフレーズのお休み所なのです。

道の駅の主な施設は、観光・地域情報発信ステーション「WA・O!アトリウム」、直売所&おみやげ処「みなみや」、お食事処「和田浜」などです。

道の駅に入って一番最初に目に飛び込んでくるのは、「万祝(まいわい)くじら」といってこの駅のシンボルになっている、漁師さんの晴れ着・万祝をベースに作った大きなクジラのオブジェです。天井から吊り下げられたその姿は、クジラの街・和田町を象徴するものになっています。

万祝くじらのある「WA・O!アトリウム」では、南房総の”今こそココへ”という観光情報が手に入り、「クジラ展示室」でいろいろとクジラのことを知ることもできるのです。

「みなみや」には、地元農家の朝採り新鮮野菜・南房総の海産物・地元の銘菓などが並び、農産物からは生産者のこだわりが感じられ、その他の品物も見所・買所がいっぱいです。定番人気は干物、何度も買いたくなる塩辛、道の駅オリジナルの箱菓子シリーズなど、お土産をどれにするかが悩みの種となるかもしれません。

お食事処「和田浜」は、何と言っても和田浦名産のクジラを使った料理が、目にも珍しくて絶品です。看板メニューの「くじら竜田揚げ給食」・和田浦と言えばの「くじら食べ比べ定食」を始め、人気ナンバーワンの「和田浜御膳」・「房州名物さんが焼き定食」・道の駅限定のスイーツなど、貴方の舌を唸らせること間違いなしです。

道の駅を出て海の方へ6分ほど歩けば、環境省が美しい・清らか・安らげる・優しい・豊かを基準に、「快水浴場百選」に選定した和田浦海水浴場に行けます。夏の海水浴シーズンには賑わうものの秋には釣り人だけという海岸ですが、貝殻混じりの白い砂浜と青い松の海岸線は心を充分に和ませてくれます。

この海岸沿いを館山方面へ11分くらい歩いて行くと、ツチクジラの捕鯨基地がある和田漁港があります。年間捕獲数が6月下旬から8月までに26頭と制限があり、ここの特産品「鯨のたれ」(鯨赤身肉の調味料漬の天日干し)は、お土産や珍味として珍重されています。

小さな漁師町・和田浦の街並みを往けば、どこか昔懐かしい日本の田舎町を思い起こさせ、波の音と潮の香りが心地よく、のんびりとした気分に浸ることができるのです。

和田浦駅から反対の安房鴨川方面に歩いて行くと、27分ほどで「抱湖園」に着きます。ここでは1月の終わり頃から緋寒桜が咲き始め、椿・山茶花・梅・水仙などがこれに続き、桃源郷のような趣を醸し出すのです。

同じ方面へ38分ほど歩いた所には「黒滝」があり、ここまでのハイキングコースはその昔に花嫁行列が通って行ったことから「花嫁街道」と呼ばれていて、山頂の烏場山からは房総の里山や、お天気の日には伊豆大島や富士山も見ることができるのです。