「道の駅 源平の里むれ」は、国道11号沿いの香川県高松市にあり、高松琴平電気鉄道(ことでん)志度線の房前駅から歩いて2分ほどの所にあります。源平屋島合戦の古戦場として有名な場所にあり、瀬戸内海を望む風光明媚な土地柄で、気軽に立ち寄ることのできる道の駅なのです。

国道から駐車場に入るとまず情報ステーション棟とトイレ棟があり、その後に特産品の展示販売と海鮮食堂「じゃこや」、それに地域情報コーナーがある物産館が立っています。そしてその隣には八角形をした「真念堂」という休憩所、道の駅を奥に入って行くと「高松市立房前公園」が隣接しているのです。

海鮮食堂「じゃこや」は香川県だけあって、かの有名なうどん屋さんのようにカウンタースタイルのセルフ式になっていて、先に好きな総菜を取っていって最後にお勘定をするという形です。慣れないと戸惑ってしまうかもしれませんが、瀬戸内海で獲れた旬のモノが満載で、ちょっと食べ過ぎになってしまうかもしれません。

「揚げ鯖の甘酢あんかけ」・「ポテトサラダ」・「カボチャと豆腐の香味ソース」・「地えびのかき揚げ」・「長芋のあげ煮」・「ガンモドキ」などの小鉢は百円から六百円くらいで、その日に取れた瀬戸内海産のお魚を始めとした地元のお母さんたちの料理が楽しめます。

メインのご飯では、千五百円くらいの「天丼 五剣山」・「海鮮ソースかつ丼」、大・並・小で六~八百円くらいの「はまちのづけ丼」、大・小で二~三百円くらいの「かきめし」・「たこ飯」などがあります。

物産館の特産品コーナーでは「源平やさい市」と銘打って、地元農家の新鮮野菜と果物が販売されています。毎日収穫される朝採れ野菜や、ちょっと変わった品々はお土産にもなることでしょう。

またこの特産品コーナーには香川県を始め四国各地の特産品が勢ぞろいし、来客の要望を満足させています。売れ筋ベスト3の「日の出うどん」・「ベビー母惠夢 秋栗」・「ぶどう饅頭鳴門金時」始め、さぬきうどん・銘菓・酒類・伝統工芸品などをお土産にしてください。

道の駅に隣接した「高松市立房前公園」には、展望台・彫刻作品展示・芝生広場などがあり、ひとときの癒しの空間となっています。また、2000年8月まで実際に使われていた「ことでん」の3000形335号が上屋とプラットホーム付きで展示されていて、車内に入ることもできますので、鉄道ファンならずともうれしくなるのです。

道の駅の前の国道を挟んだ正面には、源義経が戦勝祈願で社殿で夜を明かしたとも伝わる幡羅八幡神社があります。この地が源平合戦の舞台になった証の場所であり、立派な拝殿と本殿の他、春日社・金比羅社・龍宮社・恵美須社があり、見ごたえは充分です。

房前駅から海の方へ5分ほど歩いていくと、「房前の鼻」という景勝地が現われます。志度湾に沿って志度線が急カーブで通っている光景は、「ことでん」撮影の名所として人気があり、一級品の観光地と言えるでしょう。

房前駅の隣の塩屋駅までは道のりで700mもなく、歩いても8分ほどしかかからない近くです。その塩屋駅から4分ほど歩いたところに、見所スポットとして「ジョージ ナカジマ記念館」があるのです。

ここでは日系アメリカ人家具デザイナーのジョージ・ナカジマ氏の60点にも及ぶ作品、彼の生い立ちを知ることができる写真や手紙などを鑑賞することができます。入館料五百円は、聖パウロ教会の椅子・第1回小田急ハルクの展覧会の出品作などの美しさに出会える価値に、充分に答えていると思います。