「道の駅 おふく」は、国道316号沿いの山口県美祢市於福町上にあり、JR西日本美祢線の於福駅から歩いて3分ほどの所にあります。ここは、温泉を堪能して美祢市のお宝さがしができる、駅前エリアとなっているのです。

美祢市には、散策しながら様々な”お宝”を見つけることができる歩き観光ルートがあります。道の駅を含むお宝さがしルートは、道の駅をスタートして於福駅を過ぎ、「保美鍛造工場」・「於福温泉源泉1」・「水神の池と水神社」・「於福温泉源泉2」・「安養寺」・「若宮社とアギナシ地蔵」・「お大師様」・「於福洞(吸い込み穴)」と回るものです。

於福駅から線路沿いに北へ2分ほど歩いた所に、「保美鍛造工場」があります。ここは「町の鍛冶屋さん」で、鎌や包丁を製造して、道の駅で展示・販売しています。

鍛冶屋さんから西へ川と県道267号を横切り、「ふくや旅館」を左手に過ぎて2分ほど歩いた空地に、「於福温泉源泉1」があります。古屋と呼ばれるこの辺りにある源泉のひとつで、小さなコンクリート小屋が明治に掘り出された”お宝”なのです。

更に道を奥へと1分ほど歩いていくと、右側には「お福温泉旅館 雁飛荘」があり、左側の林の中に「水神の池と水神社」があります。池は2つあり、きれいな湧き水で満たされ、於福萩原の名棟梁・山田鶴千代の手による水神社がそれを見守っています。

今度は来た道を戻り、一つ目の源泉の手前で左側の小路へ入るとすぐに「於福温泉源泉2」があり、右手にある小川のせせらぎを聞きながら丁字路を右に曲がると、そこは「安養寺」の門前です。ここまで徒歩で約3分、この寺の本堂などもまた山田鶴千代によって造られたものです。

お寺を後にして川と線路を渡って、真っ直ぐに山に向かって入水地域へと進んで行くと、変形した十字路が現われます。F字形の三叉路の角に斜め左前方に小路が付いた十字路で、その角に「お大師様」、小路を入った奥に「若宮社とアギナシ地蔵」があります。

「若宮社」には仁徳天皇が奉られており、その昔この地域の徳の高い人が社の近くに七つの宝を埋めると言い遺したとされています。「アギナシ地蔵」は社の後ろにあり、首が無いその姿は少し不気味かもしれません。

お社とお地蔵様にお参りした後は、十字路の角まで戻り、「お大師様」もお参りしましょう。ここの番号は三十三番、その因縁は良くわかっていませんが、4月21日にはお祭りも行われているのです。

次の”お宝”スポット「於福洞(吸い込み穴)」へは、少し時間がかかります。山の麓に沿った道を7分ほど歩いていくと大きな曲がり角に着き、そこを曲がって1分もしない所の左側に水路があるので、その脇の畦道を更に山の麓に沿って入って行った所がスポットです。

このお洞の別名「吸い込み穴」は、地域名「入水」の由来にもなっています。それは、「吸い込み穴」が隣町である秋芳町の別府下嘉万にある「白水の池」に繋がっているとの言い伝えによるのです。

ここから道の駅までは歩いて7分くらい、そして於福駅までは3分、以上が”お宝さがしルート”となります。お宝探しの最後は、道の駅を存分に楽しむと良いでしょう。

「手作りシャーベット工房」で小野茶・紫いも・木いちごなどのシャーベットを食べ、レストランで「美東ごぼうハンバーグ定食」・「美東ごぼうコロッケ定食」・「長州鶏の唐揚定食」・「ごぼううどん」を食べたりするのも楽しみです。

そして最後には、全浴槽源泉かけ流しの「於福温泉」で、お宝さがしで疲れた身体を癒します。アルカリ単純温泉の大浴場、トルマリンの露天風呂、マッサージ風呂、そしてサウナと、多彩なお風呂を満喫してください。