「道の駅 越後市振の関」は、国道8号(旧北陸道を継承)沿いの新潟県糸魚川市大字市振にあり、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインとあいの風とやま鉄道線の市振駅から歩いて7分ほどの所にあります。ここは、ヒスイの町・糸魚川市にあり、新潟県と富山県の玄関口となっているのです。

レストラン「市振の関」では、店長お薦めの「たら汁定食」・人気の「モツ煮込み定食」と「ヘルシー定食」を始め、定食14種・どんぶり4種・ラーメン8種・うどんやそば9種・カレー3種・弁当4種など、たくさんのメニューが取り揃えられています。

売店には、普通のコンビニ商品は当たり前で、道の駅のグッズ・新潟県と富山県の地酒やお土産、更には弁当・お米・宝くじまで豊富に取り揃えられています。面白いものでは、新潟県の特産品である唐辛子の発酵食品「かんずり」や、「富山ブラック」というカップラーメンなどがお薦めです。

他に道の駅の売店の商品としては、「親不知もずくそば」・「のどぐろ&うにめかぶ」・「元祖柿の種」・「八海山(新潟チョコレートクランチ)」・「富山ごまもち」・「新潟こしひかり笹もち」・「富山塩大福」などがあります。また、地酒・ヒスイや水晶の小物・道の駅オリジナル商品など、お土産選びには迷ってしまうくらいです。

道の駅を楽しんだ後は、隣の鉄道駅・越中宮崎駅の先にある「ヒスイ海岸」まで歩いてみるのも、旧北陸道の趣を感じとるための旅の醍醐味となります。1時間弱の多少きつい散策となりますが、昔の旅人の気持ちに思いを馳せてみるのも良いでしょう。

道の駅を出て国道8号を富山方面へ歩いていくと、ほどなく左手に「十二社」という神社があります。社の後方には北陸自動車道の市振トンネルの通る山があり、社は一度土砂崩れにあって再建されたものだと言います。

社の隣は土砂崩れの記念広場になっていて、地すべり対策工事の看板・復興記念碑・受難者慰霊碑などが設置されています。復旧した山の斜面には階段が作られており、ここを上っていくと市振の集落や日本海を眺めることができます。

更に進んで行くと新潟と富山の県境となる、境川に架かる境橋に至ります。この橋を渡っていよいよ越中富山に入ると、すぐに国道8号と県道374号の分かれ道となりますので、これを右の県道にとりましょう。

暫く県道を行くと左手に創業400年の「林酒造場」の古風なお店があり、もう少し進むとやはり左手に「境関所跡」があるのです。関所の門をくぐった奥には境関所をイメージした「関の館」という建物があり、歴史資料室で関所当時の「境関所御囲絵図」や関係資料が展示されています。

関所跡を出て県道を進み、海の幸・露天風呂・日本海ビューが魅力の「さざなみ温泉みずしま」を右手に見て、再び国道8号に合流し更に歩いていきましょう。やがて国道とあいの風とやま鉄道線が並走し始め、重炭酸鉄泉の「境鉱泉」・朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場・越中宮崎駅と過ぎて行きます。

鉄道駅を過ぎたところで、海岸沿いの県道60号へと入って行き、大きな十字路を右折すると、そこは「ヒスイ海岸」と呼ばれる宮崎・境海岸です。4kmにも及ぶ砂利の美しい海岸では、海が荒れた翌日になると、今でもヒスイを探す人たちがいると言います。