【道の駅 ふたみ】美しい夕陽が瀬戸内の砂浜に映える町のオアシス

「道の駅 ふたみ」は、国道378号(愛称:夕やけこやけライン)沿いの愛媛県伊予市双海町にあり、JR四国予讃線の伊予上灘駅から徒歩2分で行くことができます。美しい夕陽が瀬戸内の砂浜に映え、若者や家族連れで賑わう双海町のオアシスとも言えるところです。

駅の施設として、レストラン「夕浜館」・特産品販売所「ふたみんC」・オリジナル放送局「夕やけこやけステーション」・イベント広場などがあります。また、数百メートルにも及ぶ長い緩やかな砂浜が広がる、「ふたみシーサイド公園」も併設されています。

ここでは、1月「シーサイド初春水仙花まつり」・2月「節分豆まき」・3月「しおかぜウォーク 菜の花大会」・4月「オレンジデー」・6月「ふたみの海開き」・7月「ふたみの夏祭り」か「下灘みなと祭り」・8月「伊予市トライアスロン大会inふたみ」・12月「シーサイド・ロマンチック・クリスマス」などのイベントが行われます。

レストラン「夕浜館」では、鯛のお刺身の鯛めしにタレをかけた宇和島鯛めし風の「夕日丼」・平日だけの「夕浜セット」・夏季限定の「さつま汁定食」・冬季限定の「カキフライ定食」などがお薦めです。あとはちょっと小腹を満たすには、上灘漁協女性部の「じゃこ天」・「鯛ちくわ」・「たこやき」なども外せないところでしょう。

特産品販売所「ふたみんC」では、きれいな瀬戸内でとれた鮮魚・海産物やその加工品、温暖な気候で育ったミカンなどの特産品、お菓子・工芸品などが展示・販売されていて、お土産を選ぶには少し迷ってしまうかもしれません。

オリジナル放送局「夕やけこやけステーション」は、7~8月の土日限定で開催されているものですが、その放送内容は一般のラジオ放送なみで、双海町の魅力を充分に伝えているのです。1996年から始められたものですが、今ではすっかり夏の風物詩となっています。

「ふたみシーサイド公園」は、「日本の夕陽百選」にも選ばれている海浜公園で、伊予灘に面した立地条件によって、海に沈む夕日をとても美しくみることができるのです。公園内の「恋人岬」が選ばれたスポットで、この場所は「恋人の聖地」としても認定されています。

他に、「夕日のモニュメント」・「夕日の観覧席」・「願い石」・「幸福の鐘」などもあり、カップルにとってはロケーション抜群のスポットとして人気があります。クリスマスシーズンにはライトアップもあり、更にカップルのテンションは上がることでしょう。

砂浜の後方に設けられた観覧用デッキから夕日を眺めたり、夏の海水浴や花火大会を楽しむこともできます。また、砂浜はパラグライダーの着地点にもなっていて、雄大な空の散歩を終えたライダーたちの勇姿を見ることもできるのです。

道の駅他の双海町の観光としては、伊予上灘駅から徒歩10分の所にある「八景山展望台」、徒歩9分ほどの奈良時代創建の「三島神社」などがあります。

「八景山展望台」からは、伊予灘の海原と山並みを始めとした心洗われるような眺望を、360度に渡って見ることができるのです。「三島神社」もまた、伊予灘を眺望できる小高い山の上にあり、狛犬ならぬ狛亀で守られた神域では、とても厳かな気持ちになるのです。

ちなみに、道の駅の最寄になっている鉄道駅「伊予上灘駅」も、ちょっとした観光地となっています。ここには、土日の昼限定で雌犬リセが駅長、雌猫トラが副駅長として勤務しており、観光客に愛らしい姿を披露しています。