【道の駅 安曇野松川】すずむしの里で北アルプスを眺めながら歩く

「道の駅 安曇野松川(愛称:寄って停まつかわ)」は、長野県道306号有明大町線沿いの長野県北安曇郡松川村にあり、JR東日本大糸線の細野駅から歩いて3分ほどの所にあります。道の駅に立ち寄り、すずむしの里・松川村で北アルプスを眺めながら歩いてみてください。

道の駅の主な施設は、特産品販売所・産地直売所・レストランです。

特産品販売所の特産品には、安曇野松川産のかきもちや揚げあられ・北アルプスの貴重な鳥にあやかったお菓子「雷鳥の里」・人気のお菓子屋さん”彩香”の「月と福うさぎ」・長寿村松川の黒豆商品などがあります。

また、道の駅オリジナル商品として、安曇野SKY版画工房のポストカード・”堀内畳店 安曇野”の職人さん手作りのミニ畳などもあり、安曇野の雰囲気をお土産にすることもできるのです。

産地直売所では、米穀類・豆類・野菜・果物・花卉など、たくさんの地物が販売され、食材に関してはレストランで使われているものもあります。

レストランのメニューは、旬の天ぷらと信州サーモンのお刺身など10皿の「花かご膳」・松川村男性長寿日本一を祝った「彩りご長寿膳」・「チキンと香味野菜のスープスパ」・松川村の手作り味噌を使ったラーメン・テレビでも紹介された「ソースかつ丼」など、地元の美味しい逸品を堪能できます。

また、忘れてならないのは「宮沢牧場ソフトクリーム」で、道の駅を出るまでにはぜひとも賞味して欲しいと思います。

すずむしの里・松川村の観光スポットには、歴史・花めぐり・アート・アウトドア・体験などに関連して、たくさんの場所があります。

見て感性を養う観光として、歴史の「有明山社」・「観松院 銅像菩薩半跏像(国重要文化財)」・「桜沢遺跡」・「祖父が塚古墳」・「道祖神」、花めぐりの「国営アルプスあづみの公園」・「安曇野ちひろ公園大花壇」・「松川神社の桜」・「有明山社の桜」、アートの「安曇野ちひろ美術館」があります。

少し体力を使う観光としては、アウトドアの「馬羅尾高原清流の森」・「有明山トレッキング」・「雨引山トレッキング」、体験(味覚狩りと体験農園)の「浅野農園」・「かぼちゃやま農場」・「久保田果樹園」・「北條農園」があります。

「有明山社」は細野駅から歩いて39分、隣駅・北細野駅からだと31分ほどの所にある、江戸時代初期に建立された神社です。4月中旬~下旬には200本を超える桜が見頃となり、9月の第二日曜日には例祭が執り行われます。

ここから徒歩1分ほどの所には、「松川神社」があります。ここでも「観音様の桜」など、4月中旬~5月上旬を見頃としてお花見を楽しむことができます。

そのすぐ隣にある「安曇野ちひろ公園」では、北アルプスの山々を背景に、広大な敷地の中で、復元されたいわさきちひろの黒姫山荘・チェコの絵本作家バツォウスカーがデザインした池と石のオブジェなど、アートと自然を楽しめます。ここでは、たった3本雑草を抜けば、入園料が無料になるということです。

そして、この公園に囲まれて建てられた「安曇野ちひろ美術館」では、生涯子どもを画題に扱ってきたいわさきちひろの作品の他、世界中の絵本画家の作品、絵本やイラストの歴史資料を鑑賞することができるのです。

存分に松川村を楽しむには、日帰りだけではとても時間が足りません。もう少しすずむしの里を体感したい時には、松川神社のそばにある「すずむし荘」に一泊するのも良いでしょう。

「すずむし荘」には、「神が与えし恵みの湯」・「すずむしの音色」・「旬の野菜と自慢のお米」・「北アルプスと安曇野の田園風景」・「心がほっこりあたたまる」という、5つの魅力があるのです。