【道の駅 保田小学校】郷愁を誘う廃校が地方と都市とをつなぐ

【道の駅 保田(ほた)小学校】は、千葉県道34号鴨川保田線(通称:長狭街道)沿いの千葉県安房郡鋸南町にあり、JR東日本内房線の保田駅から歩いて13分ほどの所にあります。廃止になった小学校を活用して、地方と都市とを結びつける場に甦らせた、郷愁を誘う道の駅です。

道の駅の構成は、cafe「金次郎」・中国料理「3年B組」・イタリア料理「Da Pe GONZO」・「里山食堂」・鋸南百貨店「快」・「まちのギャラリー」・「音楽室」・「まちのコンシェルジュ」・「里の原っぱ」・「こどもひろば」・「イベント広場」・「まちの縁側」・「きょなん楽市」・「里の小湯」・「学びの宿」などとなっています。

「金次郎」では、昔懐かしい二宮金次郎の像が店の前で出迎えてくれます。オリジナルのソフトクリーム・パン・フードが、何の気兼ねも無く楽しめるホッとできる空間です。

「3年B組」では、地元銘店の中国料理が味わえます。店内(教室内)に入ると黒板にメニューがチョークで書かれていて、エビチリ・酢豚・マーボ豆腐・エビ炒飯・海鮮あんかけラーメン・冷やし中華・白湯ラーメンなど、多彩な料理があることがわかります。

「Da Pe GONZO」では、薪窯ピッツァとイタリア料理を楽しむことができます。そして一転して「里山食堂」では、地元食材による昔懐かしい「おふくろ料理」を、木目がやさしい店内でゆったりと食べることができるのです。

「快」では、地元のアーティストとコラボした商品や特産品を販売しています。

「まちのギャラリー」では、写真・絵画などの展示の他、様々な会議の場所として利用されています。また「音楽室」では、音楽はもちろん、ダンスの稽古・各種サークル活動・ミニコンサートなどに利用することもできるのです。

「まちのコンシェルジュ」では、鋸南町の観光・生活・交通・天気と幅広い情報を案内しています。また、宿泊・温浴・公共の各施設の受付とフロントの機能も担っているのです。

「里の原っぱ」では里山をイメージした憩いの場、「こどもひろば」では親子で楽しめる遊び場、「イベント広場」では各種イベント・商業行為ができる場を提供しています。また「まちの縁側」では、夜間の宿泊者専用スペースとしての役割の他、日中は誰でも自由に利用できるロング・リビング・スペースとなっています。

「きょなん楽市」では、鋸南町の旬の味覚・安房の国の逸品を、元々体育館だった広いスペースで販売しています。そして「里の小湯」では屋外テラスのシャワーなどの寛いだ空間で温浴体験ができ、「学びの宿」では昔懐かしい教室の面影の中で宿泊体験ができるのです。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「花つみ園チースの里」・「鋸山日本寺展望台」・「江月水仙ロード」などがあります。

「花つみ園チースの里」は、保田駅から徒歩11分ほど、道の駅のすぐそばにあります。海と水仙の里で知られた南房総の玄関口の鋸南町の代表的な場所で、温暖な気候によって一年中いろんな花の摘み取り体験ができます。

「鋸山日本寺展望台」は、保田駅から徒歩36分ほどの所にあります。「地獄のぞき」とも言われる展望台は少々怖い所もありますが、房総半島を一望するその絶景は一見の価値があります。

「江月水仙ロード」は、入口までは保田駅から徒歩15分ほど、全て歩くと片道30~40分はかかる所にあります。ここでは、水仙の日本3大群生地のひとつとして、御堂から山頂までのコースを、ほのかな水仙の香りのなか心地よい気分でハイキングすることができます。

【道の駅 しんぐう】芝田富士と栗栖川などの自然とふれあいの道の駅

【道の駅 しんぐう】は、旧因幡街道が並行する国道179号沿いの兵庫県たつの市新宮町平野にあり、JR西日本姫新線の播磨新宮駅から歩いて10分ほどの所にあります。芝田(こげた)富士(荒神山)と栗栖川などの自然が迎えてくれる、”ふれあい”いっぱいの道の駅です。

道の駅の構成は、レストラン「志んぐうの郷」・物産館・ふれあい市場・新宮ふれあい会館内の「ふれあいの湯」などとなっています。

「志んぐうの郷」では、地場産品の素麺が盛り込まれたメニューに加え、焼肉などの定番料理も提供されています。本場「揖保(いぼ)の糸」を使った「きつねにゅうめん」・国産黒和牛の焼肉が入った「志んぐう弁当」・「黒和牛ステーキコース」などがお薦めで、焼肉コーナーは本格的です。

物産館では、街道沿いや兵庫県の特産品などを数多く販売しています。地場産品の手延べ素麺「揖保の糸」の黒帯・赤帯・古(ひね)などがここぞというお土産で、蒸したて醤油まんじゅうの実演販売・陶器市・コンサート・お茶席などのイベントも多彩です。

ふれあい市場では、旬の果物と野菜を充実させており、地元の主婦の方々の人気を集めています。”ふれあい”を冠している市場ですので、ここで地元の素敵な人たちとの出会いもあるかもしれません。

「ふれあいの湯」では、ハーブ風呂を楽しむことができます。旅の疲れをハーブの癒しで解消し、来館する他の入浴客との”ふれあい”も楽しんで、播磨の風土を感じてください。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「新宮宮内遺跡」・「西山公園」・「東山公園」・「東山公園橋」・揖保乃糸資料館「そうめんの里」などがあります。

「新宮宮内遺跡」は、播磨新宮駅から歩いて8分ほどの所、道の駅・芝田富士・栗栖川とは反対の方向にあります。縄文から平安の時代までも人が住んでいた痕跡のある国指定の史跡で、竪穴式住居が復元されています。

「西山公園」は、播磨新宮駅から歩いて12分ほどの所、栗栖川を越えた独立丘陵「お大師さまの新田山」親しまれている山の頂上にあります。頂上にはたくさんの石仏があり、二つの霊岩は「播磨国風土記」にも登場する古くからの名所になっていて、公園内には春になると桜が咲いてきれいです。

「東山公園」は、播磨新宮駅から歩いて12分ほどの所、栗栖川と反対側の揖保川を越えた小嵐山のすそ野に広がります。西山公園の桜に対して、ツツジと紅葉の名所になっていて、11月には「東山公園もみじまつり」が開催されます。

「東山公園橋」は、駅から公園に行く時に渡る揖保川に架かる吊橋です。長さ159m・高さ9mの川上にグレーチングの道ができており、足下の川面が丸見えで、スリルいっぱいで渡ることができます。

「そうめんの里」は、播磨新宮駅からは徒歩1時間ほどかかってしまいますが、隣の東觜崎(ひがしはしさき)駅からは13分ほどで行けます。手延べ素麺の歴史・文化について学べて、伝統の技と味そのものを体験することができるのです。

【道の駅 クロス10十日町】人と産業が交鎖する布にちなんだ道の駅

【道の駅 クロス10十日町】は、国道117号沿いの新潟県十日町市にあり、JR東日本飯山線と北越急行ほくほく線の十日町駅から歩いて10分ほどの所にあります。人と産業が交鎖する(クロス)と、着物の街の布(クロス)にちなんだ名前の道の駅です。

道の駅の構成は、「越後妻有 おみやげ館」・カフェレストラン「ユキマツリ」・きものリサイクル「遊楽市」・工芸小物「たんぽぽ」・草木友禅工房「遊布庵(ゆふあん)」・きもの「WAPON(わぽん)」・和雑貨「和の小函」・越後妻有交流館「キナーレ」などとなっています。

「越後妻有 おみやげ館」では、十日町の生地工芸品・新潟のお土産・地元の農産物と加工品・地酒などを取り揃え、満足すること間違いなしです。

「ユキマツリ」では、雪室熟成のコーヒー・人参ジュース・有機栽培五穀米・天然出汁味付けの旬野菜炊き込みなど、地域の”本物”の逸品をご賞味できます。

「遊楽市」では、リサイクルきものからプレタきものまで、幅広い商品を販売しています。正絹なのに自分で選択可能な「ふるるん着物」や襦袢が人気で、着物の買い取りもやっています。

「たんぽぽ」では、パッチワーク・編み物・粘土工芸の教室を開き、その材料を販売しています。

「遊布庵」では、絹素材を中心に主に草木染料で丁寧に染め上げた生地を使った、花束・アクセサリー・バッグ・干支飾り・のれんなどを販売しています。

「WAPON」では、着物のトータルコーディネートができる品揃えで、上質で気軽に着ることができる着物を販売しています。

「和の小函」では、最新鋭の機械によるレース製品、小千谷の麻や縮を使ったタペストリー・バッグ・インテリア製品など、多彩な和雑貨を販売しています。

「キナーレ」内には更に、十日町温泉「明石の湯」・越後里山現代美術館「キナーレ」・レストランカフェ「越後しながわバル」などが入っています。

「明石の湯」では、「ちぢみ ドライサウナ」と「かすり スチームサウナ」の2つのお風呂を、奇数日と偶数日で男女入れ替えとし、仮眠室などの充実のアメニティー施設と合わせて、心身共にリフレッシュできるようにしています。

美術館「キナーレ」では、現代アート作品の常設と定期的な企画展を行なっており、鑑賞するごとに新発見があることでしょう。そして「越後しながわバル」では、スペイン風のバー造りになっていて、一味違った雰囲気を味わえます。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「十日町市緑道」・「十日町市博物館」・「十日町情報館」などがあります。

「十日町市緑道」は、十日町駅から徒歩12分ほどの所にあり、並んでいる個性的な彫刻作品を見て歩く散歩が楽しくなります。

「十日町市博物館」は、十日町駅から徒歩13分ほどの所にあり、十日町の特色”雪と織物と信濃川”というテーマ展示で、この町のことを古い時代のことから知ることができます。

「十日町情報館」は、十日町駅から徒歩16分ほどの所にあり、映画「図書館戦争」のロケ地になった図書館です。”図書館”ではなく”情報館”というように、情報受発信機能を付加した「新しい形の図書館」です。

【道の駅 もっくる新城】奥三河の食べ物・特産品・歴史・文化を楽しむ

【道の駅 もっくる新城】は、国道151号の新城バイパス沿いの愛知県新城市にあり、JR東海飯田線の三河東郷駅から歩いて12分ほどの所にあります。ここで奥三河の食べ物と特産品に満足した後は、近場を散策して当地の歴史と文化を楽しむことができます。

道の駅の構成は、産地直送売店・ラーメン店「奥三河製麺」・バイキング・スナック屋台・足湯などとなっています。

産地直送売店では、新城市の農産物と山・海・川からの恵み、それに奥三河の品々が販売されています。お薦めには、開駅以来の一番人気「もっくるロール」・「もっくるバウムクーヘン」・信州産松茸・「しし肉せんべい」・地元産の栗・「八名丸里芋」・「ひもかわうどん」などがあります。

「奥三河製麺」では、名古屋市を中心に人気のラーメン店「ラの壱」の麺を使い、地域の獣害対策になるラーメンなどを提供しています。猪肉をトッピングした「ししラーメン」や、普通に「豚骨ラーメン」などを召し上がって下さい。

バイキングでは、山の幸の鹿肉や標高千メートルの高原野菜などの旬野菜を存分に活用したメニューを揃えています。「鹿肉のポロネーゼ」・「鹿肉と野菜の和風ポトフ」・「根菜と生姜炒め」・「大根と水菜のサラダ」・「レッドキャベツと人参のナムル」・「おさつメルバ」など、ちょっとおしゃれな取り合わせです。

スナック屋台では、手軽に食べられるファストフードと定番のソフトクリームなどが満載です。愛知県民のソウルフード「五平餅」・ジビエを活用したフランクフルトのメニュー(超荒挽きフランク・チーズフランク・ホットドッグ)・シロップかけ放題かき氷・ミルクソフト・緑茶ソフトなど、気軽に楽しみましょう。

足湯では、千三百年の歴史がある「湯谷温泉」のお湯を使っています。修行で悟りを開いて308才まで生きたとされる利修仙人によて発見されたとされる塩化物泉のお湯は、一般的適応症(筋肉や関節の慢性的な痛み・冷え性・疲労回復・健康増進など)に効能を示すようです。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「首洗い池」・「信玄塚」・「設楽原歴史資料館」・「設楽原古戦場」などがあります。

「首洗い池」は、三河東郷駅或いは道の駅から歩いて8分ほどの所の国道151号沿いの北側にあります。池の前に建てられた説明看板には、「長篠の戦い」の時に戦死者の首をこの池で洗ったとあり、「設楽原古戦場いろはかるた」という看板には「池は血色」と詠われ、実際に水は赤く濁っています。

「信玄塚」は、「首洗い池」から徒歩3分ほどの小路にあります。この竹広という地域は「設楽原の戦い」で主戦場となり、戦後戻ってきた村人が、亡くなった武田軍の武将を「大塚」に、織田・徳川連合軍の武将を「小塚」に埋葬し、後に「信玄塚」と呼ばれるようになったのです。

「設楽原歴史資料館」は、「信玄塚」から徒歩4分ほど、三河東郷駅からは徒歩13分ほどの所にあります。「長篠・設楽原の戦い」についての資料館で、現存品が少ない戦国時代の火縄銃・鉄砲玉・合戦の布陣図などが展示され、資料館の周辺は合戦の際の馬防柵を再現するなどして、歴史散策できるようになっています。

「設楽原古戦場」は、資料館から徒歩5分ほど、三河東郷駅からは徒歩16分ほどの所にあります。会社や工場を取り巻く森に寄り添うように、周囲を田んぼに囲まれ、台形に柵が廻らされている空地となっています。

毎年7月には、「設楽原をまもる会」が中心となって、戦死者供養・鉄砲隊演武などを行なう「設楽原決戦場まつり」を開催しています。

【道の駅 岩城】ロマンチックな夕日の観光スポット

【道の駅 岩城(愛称:島式漁港公園岩城アイランドパーク)】は、国道7号(新潟市・秋田市間の別名:羽州浜街道)沿いの秋田県由利本荘市にあり、JR東日本羽越本線の岩城みなと駅から歩いて11分ほどの所にあります。ここから眺める日本海の夕日は、とてもロマンチックな気分にさせ、素敵な観光スポットとなっています。

道の駅の構成は、岩城温泉「港の湯」・レストラン「はまなす」・うまいもの処・売店・岩城産直会・岩城活魚センターなどとなっています。

「港の湯」では、美しい景色を眺めながら、いろんなお風呂を満喫することができます。大浴場・サウナ・水風呂・露天風呂・泡風呂の各温泉や、百名を収容できる大広間や5室の和室でゆったりと、きれいな日本海へと沈む夕日を見て、夜の9時まで身体を癒してください。

「はまなす」では、雄大な日本海を眺めながら、海と山の旬の美味しい食事を楽しむことができます。お薦めメニューは「海鮮丼」・「磯ラーメン」・「由利牛ステーキ鉄板焼き」などで、「鳥海選びどん」という生うどんと各種丼のセットも選びがいがあります。

「鳥海選びどん」というのは、「はたはたを練りこんだ生うどん」に、「にしんの蒲焼き丼」・「鯛の魚醤漬丼」・「秋田由利牛ローストビーフ」・「魚醤漬丼」・「はたはた塩麹焼き丼」・「なめろう丼」・「ミニ海鮮丼」・「たこ天丼」・「赤海老丼」から2つ選んでセットにするものです。

うまいもの処では、気軽に飲食できるものを取り扱ったお店が5つあります。「工藤青果」のオリジナルリンゴジュース、「焼き魚かとう」の海の幸の焼き物、「ファイブ」のファストフードなど、お好きなものを選んでください。

売店では、岩城の特産品・秋田の名物などを展示販売しています。「あまさぎプラムワイン」・「あまさぎプラムワインゼリー」の他、乾物・海産物・いなにわうどん・日本酒の天寿「あきたこまち」や由利政宗「雪の茅舎」などのお土産品、「プラムソフト」・「本荘ハムフライバーガー」などのファストフードがあります。

「岩城産直会」では、岩城の特産品を始めとした地元農産物・山菜・漬物などを販売しています。そして「岩城活魚センター」では、地元の日本海の荒波の中で育った活魚とその加工品を販売しているのです。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「島式漁港公園」・「新鶴潟公園」・「鶴潟神社」・「神明社」などがあります。

「島式漁港公園」は、道の駅の裏側にある海岸から2百mほど沖に作られた人工島の「道川漁港」を含む一体です。海岸と道(橋)で繋がっていて、車で行くこともできます。

「新鶴潟公園」は、羽越本線の線路を挟んだ道の駅の内陸側の、岩城みなと駅から歩いて7分ほどの所にあります。園路・パークゴルフコース・グラウンドゴルフコースなどがあり、春にはソメイヨシノを、「鶴潟沼」の周囲の八重桜や紅山桜を楽しむことができ、沼の前には「鶴潟神社」が立っています。

「神明社」は、公園とは逆の北側へ岩城みなと駅から7分ほど歩いて行った所にあります。お社の敷地と思われる範囲はすこしだけ丘のようになっていて、周囲を三角形に道路で囲われ、15段ほどの階段を登って行くと生い茂る木々の中にお社があるのです。

【道の駅 貞光ゆうゆう館】自然の絶景と”うだつ”の街並みに溶け込む

【道の駅 貞光ゆうゆう館】は、伊予街道に重なる国道192号沿いの徳島県美馬郡つるぎ町にあり、JR四国徳島線(愛称:よしの川ブルーライン)の貞光駅から歩いて10分ほどの所にあります。吉野川と剣山などの自然の絶景と、”うだつ”の上がる街並みに溶け込んだ道の駅です。

道の駅の構成は、レストラン・物産館・ギャラリー・シンボルタワーなどとなっています。

レストランでは、日本三大地鶏を地鶏を抑えてシェアトップに輝いたこともある徳島産地鶏などの地元食材によるメニューを楽しむことができます。人気一番メニューは「阿波尾鶏鉄板焼きセット」で、料理長お薦め「ゆうゆう御膳」・上品な「松花堂」・自慢の「和風ハンバーグセット」・半田名産「釜揚げそうめん」などがあります。

物産館では、自信を持って地元つるぎ町の新鮮野菜などの物産品を提供しています。町の名産品の半田そうめん・干し柿・ゆず酢にドレッシング・阿波尾鶏カレーに加えて徳島県内のお土産品などが、産直・お土産・地元民芸品の各コーナーで訪れる人を待っています。

ギャラリーでは、各種イベント・祭事・一般(写真家・画家・芸術家等々)の展示などを行なっています。3月はひな祭り、7月はすいかコンクールなど、毎月楽しい催しが行われています。

シンボルタワーでは、地上23mに展望台があり、「四国三郎」と呼ばれる「吉野川」、夏の緑と秋の紅葉が美しい「剣山」、”うだつ”の上がる街並みなど、ぐるりと一周を眺めることができます。道の駅の目印ともなっている展望台には、ここにいったら絶対に上がってみてください。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「貞光劇場」・「二層うだつの町並み」・「うだつの小路」・「旧永井家庄屋屋敷」・「織本屋」などがあります。

「貞光劇場」は、貞光駅から県道126号を4分ほど歩いた所にある昭和7年建造の建物です。平成23年までは映画館として使われていましたが、現在は休館していて外観のみで往時の賑わいに想いを馳せてみましょう。

「二層うだつの町並み」は、劇場前から更に2分ほど歩いて行った「松尾神社」前の交差点から始まります。ここは「貞光商店街」となっていて、防火用からお金持ちの競い合いに発展した袖壁「二層うだつ」の民家群を見ることができます。

「うだつの小路」は、「二層うだつの町並み」にある小路で、「寺町」・「阿川」・「北町」・「祇園」・「金波」・「長岡」の各小路、「庚申通り」などの木札が掲げられています。それらの小路の中へと一歩立ち入って行けば、不思議な時間を過ごせるのです。

「旧永井家庄屋屋敷」は、「二層うだつの町並み」の中、貞光駅から歩いて8分ほどの所にあります。1791年に建てられた旧庄屋屋敷で、母屋・資料蔵・井戸・庭園などを無料で見学することができます。

「織本屋」は、貞光駅から歩いて12分ほどの所にあり、「二層うだつの町並み」をさきがけとなった商家です。明治初期の建築ですが、武家屋敷のような雰囲気もあって、外観を変えずに内装・補修を行って、かつて使用していた品々を無料で展示・公開しています。

【道の駅 日光】音楽・農産物・お土産でニコニコになれる

【道の駅 日光(愛称:日光街道 ニコニコ本陣)】は、国道119号(日光街道の一部)沿いの栃木県日光市にあり、JR東日本日光線の今市駅から歩いて5分ほどの所にあります。日光観光の窓口で、音楽と農産物にお土産品で、思わず”ニコニコ”笑顔になれる道の駅です。

道の駅の構成は、日本のこころのうたミュージアム「船村徹記念館」・屋台展示コーナー・商業施設などとなっています。

「船村徹記念館」では、作曲家船村徹さんの作品や、日光の自然・文化遺産の3D映像などを楽しめます。1階の「企画展示」・「夢劇場」・「ミュージアムショップ」、2階の「お出迎え、5大歌手」・「歌の万華鏡」・「船村徹人生と仕事」、3階の「手型コーナー」・「演歌巡礼」・「日光連山眺望カウンター」など、じっくりと鑑賞できます。

屋台展示コーナーでは、日光市今市の秋祭り「今市屋台まつり」で使われる、彫刻屋台6台・花屋台4台の中から常時2台を展示しています。この秋祭りでは屋台同士の路上での「ぶっつけ」が行われ、お囃子が競い合う空間の雰囲気が魅力です。

商業施設では、「そば処 蕎粋庵(きょうすいあん)」・「日光茶屋 笑庵(しょうあん)」・「名水の郷 日光おかき工房」・お菓子屋「日昇堂」・「金谷ホテルベーカリー」・「とちぎの特産品」・「栃木の地酒」・「手づくり惣菜 美彩たむら」・「農産物直売コーナー」・「すいーつふぁくとりー」・お食事と甘味処「かなめ屋」などのお店があります。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「日光市歴史民俗資料館」・「追分地蔵尊」・「今市報徳二宮神社」・「杉並木公園」・「日光東照宮」などがあります。

「日光市歴史民俗資料館」は、今市駅から歩いて3分ほどの所にあります。日光東照宮へと至る交通の要所に位置し、日光並木街道を中止とした今市の歴史について紹介し、「杉並木資料館」という別名も持っています。

「追分地蔵尊」は、今市駅から歩いて5分ほどの所にあります。弘法大師が立てたものが洪水で流され土砂に埋まっていたところ、大石と間違えクサビを打つと血がにじんできたという伝説を持つお地蔵さんです。

「今市報徳二宮神社」は、今市駅から歩いて8分ほどの所にあります。言わずと知れた薪を運びながら本を読む姿で有名な「二宮金次郎(尊徳)」さんを祀っており、日光神領の復興に尽力してこの地に亡くなった尊徳の、お墓・遺品などを収めた「宝物館」が境内にあります。

「杉並木公園」は、今市駅から歩いて19分ほどの所にあります。日光杉並木街道を保護するためなどに整備され、1830年に建てられた文化遺産の「旧江連家」が移築され、「住宅報徳仕法農家」として復元されて蕎麦屋として生まれ変わっています。

「日光東照宮」は、今市駅の隣の終点・日光駅から歩いて33分ほどの所にあります。世界遺産に登録された徳川家康公を祭神とする神社で、「平成の大修理」によってきれいになった「三猿」の顔が変わってしまったとの話題もあって、更に名所の地位を高めそうです。

【道の駅 くじ】あのドラマの続きがある?特産物と観光の情報発信基地

【道の駅 くじ(愛称:やませ土風館)】は、国道281号沿いの岩手県久慈市にあり、JR東日本八戸線と三陸鉄道北リアス線の久慈駅から歩いて7分ほどの所にあります。あのドラマの続きがあるかもしれない久慈市の、特産物と観光の情報を発信している”基地”です。

道の駅の構成は、物産館「土の館」・観光交流センター「風の館」・「歴通路(レトロ)広場」などとなっています。

「土の館」では、「くんのご by 上山琥珀工」・「久慈琥珀 街の駅店」・「岩手 久慈っこ本舗」・「道の駅くじ 産直まちなか」・「田高酒店 土の館店」・「竹屋製菓 土の館店」・「全日食チェーン こしど久慈店」・「Café de la Place」というお店と、「昭和の想い出博物館 レトロ館」という博物館がお客様を待っています。

「くんのご by 上山琥珀工」では、久慈産出の琥珀100%のアクセサリーを販売しています。対して「久慈琥珀 街の駅店」では、国内唯一の琥珀博物館の専門スタッフの手による琥珀アクセサリー販売に加え、リトアニア共和国の民芸品・お酒の紹介・販売をしています。

「岩手 久慈っこ本舗」では、オリジナル「久慈っこ」グッズやお菓子・おもちゃ・雑貨・ガチャポンと、楽しい品々を取り揃えています。対して「道の駅くじ 産直まちなか」では、道の駅定番の地元農産物・旬の食材を使った加工品などを提供しています。

「田高酒店 土の館店」では、久慈地酒「福来」を筆頭に岩手県内のお酒を多数販売しています。対して「竹屋製菓 土の館店」では、岩手県産大豆と黒豆100%使用で、ゼリー・ケーキ・豆茶などを販売しています。また、「全日食チェーン こしど久慈店」では、地元の鮮魚・塩わかめ・いくら・うになどを販売しています。

「Café de la Place」では、午前と午後のティータイムとお昼のランチの時間で、気軽に一休みすることができます。そして、「昭和の想い出博物館 レトロ館」では、鉄腕アトム・スーパーマン・鉄人28号・ペコちゃんなど、昔懐かしい”昭和”の香りに触れることができるのです。

「風の館」では、久慈秋祭りの山車や久慈の魅力を伝える郷土資料の紹介展示があり、インフォメーション・情報コーナーなどの他に、「地場食材レストラン 山海里(さんかいり)」があります。

「山海里」では、「海女丼」・「琥珀丼」・「開運丼」などといった、ここでしか味わえないメニューが揃っています。あのドラマで度々登場した「まめぶ汁」もあるので、一度は試してみてもいいかもしれません。

「歴通路広場」では、「山海里」とはまた違った食事を楽しむことができます。「タコスともちもちドーナツの店 レッドチリ」・「らーめんと手打ちそばの店 あじ屋」・「海ごはん 浜や」・「WARUNG INDONESIA(ワルン インドネシア)」から、好みのお店を見つけてください。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「あまちゃんハウス」・「巽山公園」・「巽山稲荷神社」などがあります。

「あまちゃんハウス」は、久慈駅から歩いて1分ほどの所にあります。「もぐらんぴあまちなか水族館」跡にリニューアルオープンし、あのドラマのロケ風景写真・実際の小道具などを展示していて、訪れる人を無料で楽しませてくれます。

「巽山公園」は、久慈駅から歩いて7分ほどの所にあります。震災のあった年の春に複合遊具が完成して、子供の人気スポットとなっており、桜が咲く頃には夜間のライトアップがきれいです。

「巽山稲荷神社」は、「巽山公園」に隣接した小高い丘の上にあります。ここからは市街地と久慈湾が一望でき、市民はもちろん訪れる人が憩うには格好の場所となっています。

【道の駅 日義木曽駒高原】木曽義仲の”美しい村”で木曽駒ヶ岳を望む

【道の駅 日義(ひよし)木曽駒高原】は、国道19号の内の中山道沿いの長野県木曽郡木曽町にあり、JR東海中央本線原野駅から歩いて2分ほどの所にあります。「日本で最も美しい村連合」に所属し、朝日将軍と呼ばれた木曽義仲を生んだ木曽町にある、木曽のシンボルの木曽駒ヶ岳を望む道の駅です。

道の駅の構成は、小公園・屋外売店所・「ささりんどう館」・売店・お食事処「巴」などとなっています。

小公園では、お天気が良い時には木曽駒ヶ岳の勇姿を望むことができます。中山道の中間地点であることを示す碑もあって、ちょっと休憩をしながら、古の旅人達のことに思いを馳せて見てはどうでしょうか。

屋外売店所では、五平餅・ソフトクリーム・道中おやき・山栗などを販売しています。旅の途中に、至極お手軽に小腹を満足させることができます。

「ささりんどう館」では、特産品を販売する売店・お食事処「巴」などが整備されています。平安時代末期の戦乱の中を駆け抜けた、木曽義仲が挙兵した木曽町日義の地にある資料館「義仲館」をイメージした建物で、館のマーク「ささりんどう」は義仲の家紋に由来しています。

売店では、木曽の特産品を中心としたお土産を販売しています。大人気の「赤かぶのすんき」「木曽伝統の味 木曽すんき」・大盛況の「木曽産 松茸」・粘りが美味しい山の芋「権兵衛いも(げんこつ次郎)」・「自家製ブルーベリーコンポート」・道の駅オリジナル「でっかいとうぶきのつくだ煮」など、おいしさいっぱいです。

また、木曽の味覚として「信州そば」・「漬物」・「蜂の子」、銘酒の「七笑」・「中乗さん」・「木曽路」・「木曽の桟」、木曽漆器・木の薄板と樹皮や漆だけで作った曲物(まげもの)・胃腸薬「御岳山百草」など、バラエティーに富んだお土産品で悩んでしまうくらいです。

「巴」では、木曽の幸を生かした地元食材によるメニューを中心に、たくさんのお食事を提供しています。「木曽コロッケ定食」・「すんきとん丼」・「ふくみ鶏親子丼」・「すんきカツカレー」・「権兵衛大力そば」などの地元食材料理に、「ビーフカレー」・「ざるそば」・「山菜そば」・「天ぷらうどん」などの通常メニューもあります。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「木曽駒森林公園」・「義仲館」・「岩華観音」などがあります。

「木曽駒森林公園」は、原野駅から歩いて36分ほどの所にあります。オートキャンプ場に隣接し、御岳山や木曽駒ヶ岳を望むことができ、バーベキュー・釣堀・マレットゴルフ・テニスなどを楽しむことができます。

「義仲館」は、原野駅から歩いて38分(隣の宮ノ越駅から3分)ほどの所にあります。木曽義仲の生涯を絵画や人形を駆使してわかりやすく解説し、義仲ゆかりの北陸から京都周辺の地を写真で紹介している資料館です。

「岩華観音」は、原野駅から歩いて39分ほどの所にあります。義仲が築城時に勧請した観音様で、一時盗難被害にあったものの後に道路改修で発見され祀られるこことなり、縁日で大変賑わうこともあったと言います。

【道の駅 虹の森公園まつの】四万十川の恵みと深い緑に包まれた森の国

【道の駅 虹の森公園まつの】は、国道381号沿いの愛媛県北宇和郡松野町にあり、JR四国予土線(愛称:しまんとグリーンライン)の松丸駅から歩いて3分ほどの所にあります。四万十川の澄んだ水の恵みと、深い緑の「虹の森」に包まれた「森の国」の道の駅です。

道の駅の構成は、水族館「おさかな館」・森の国ガラス工房「かざね」・森の直売所「かごもり市場」・レストラン「遊鶴羽」・フードコーナー・車中泊施設「RV PARK」・「虹の森レンタサイクル」などとなっています。

「おさかな館」では、四万十川に生息する淡水魚を中心にした展示で、川の不思議と魅力を楽しむことができます。「幻の魚」と言われるアカメ・世界最大級の淡水魚PIラルク・可愛いコツメカワウソにペンギン・「だいごろう」と名付けられた二足立ちできるワニなど、めずらしい”水族”たちの姿で心が癒されます。

「かざね」では、コップや一輪挿しを自作する「吹きガラス体験」や、予め用意されたグラスやお皿にシールを貼ったり、テープに絵を描いて切り取ったりしてオリジナル製品を作る「サンドブラスト体験」があります。リサイクルガラスを利用して環境に配慮し、環境教育へのきっかけ作りを行なっているのです。

「かごもり市場」では、朝採れ新鮮野菜・松野産ジビエ(鹿)・愛媛県初の「満天の星大福」など、お弁当・加工品もたくさん販売しています。梅雨時から初夏にかけては「松野の桃」が出荷され、新たに町の特産品となった「森の国の完熟マンゴー」もあります。

「遊鶴羽」では、お薦めメニューとして、”風味絶品”と銘打って、四万十川の恵みを受けた「青さのり」を源流の天然水で練り込んだうどんを提供しています。他に、ビーフ・から揚げ・フライドトマト・カツの各種カレー、から揚げ・ロースカツの定食、「媛っこ地鶏のふわふわ親子丼」にカツ丼などがあります。

フードコーナーでは、松野の果物・旬野菜を使ったジェラートやスムージーを堪能できます。また、新たに「松野焼」というものも始めていて、楽しみは増加中です。

「RV PARK」では、日本RV協会認定の車中泊施設で、安心・安全に泊ることができます。

「虹の森レンタサイクル」では、松野駅周辺の散策・「滑床渓谷」・「四万十川」などにツーリングできるように、クロスバイクをレンタルしています。貸し出している自転車はけっこうスピードを出せるスポーツタイプになっているので、充分な注意が必要です。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、道の駅の「RV PARK」で紹介されている町歩きマップ「JR松丸駅周辺まち歩きマップ」を参考に回るのが良いでしょう。そのコースは、松丸駅からスタートして道の駅まで17ヶ所を巡るものです。

このコースは俳人の芝不器男(しばふきお)の「俳句の小径」と呼ばれ、趣きある昔懐かしい町並みや田園風景の中、芝の代表句を鑑賞するしくみになっているのです。だいだい3キロほどを1時間半ほどかけてゆっくり散策すると良いでしょう。

松丸駅2階にある「ぽっぽ温泉」は、木目調の浴室の「明治の湯」、岩風呂風の浴室の「滑床の湯」、100年前の酒樽を湯船にした露天風呂の「樽風呂 釜風呂」、源泉かけ流しの「家族風呂」、そして駅のホームから直接行けてのどかな景色も楽しめる「足湯」などを整備しています。

「芝不器男記念館」は、松丸駅から歩いて2分ほどの所にあります。ここは芝の生家を記念館にしたもので、彼直筆の短冊・日記帳などを見ることができます。

「河後森城跡」は、松丸駅から歩いて7分ほどの所にあります。国の史跡指定を受けた山城で、「続日本100名城」にも選定されています。