Monthly archives: 9月 2017

【道の駅 奥久慈だいご】山紫水明の町にある温泉でリフレッシュ

「道の駅 奥久慈(おくくじ)だいご」は、国道118号沿いの茨城県久慈郡大子町にあり、JR東日本水郡線(愛称:奥久慈清流ライン)の常陸大子(ひたちだいご)駅から歩いて7分ほどの所にあります。山紫水明の大子町にある温泉でリフレッシュし、旅の疲れを吹き飛ばしましょう。

道の駅の構成は、温泉浴場・産地直売コーナー「だいご味らんど」・レストランなどとなっています。

温泉浴場では、ジェットバスで日頃の疲れもバッチリ解消でき、久慈川を臨む眺望と清浄な空気で心も体も活き返ります。大子温泉にある温泉施設の中でも、この道の駅のお風呂は、気軽に利用できるところが良く、あまり大きくはない御影石造りの浴槽もまたちょっと素敵です。

「だいご味らんど」では、農家の皆さんがその日の朝収穫した農産物を直売していて、季節ごとの新鮮な旬の味覚をお手頃な値段で手にすることができます。この朝採り野菜の他、お茶・コンニャク・リンゴ・しゃも肉・ゆばなどの特産品も豊富です。

レストランでは、お薦めメニューとして道の駅定食・天ぷらうどん・天ぷらそば・リンゴソフト・お茶のソフトクリームなどを用意して、お客様を待っています。特産品のしゃも肉を使ったしゃもカレー・しゃもラーメン・しゃもかつ重に、茨城のあゆの焼き物、カボチャの「ほど焼き」などもお薦めです。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「大子温泉」・「十二所神社」・「永源寺」・「久慈川」・「月待の滝」・「袋田の滝」などがあります。

「大子温泉」は、久慈川沿いホテル・旅館が点在する、「美人の湯」との異名を持つ、ナトリウムイオンの多い硫酸イオンが主成分の鉱泉・芒硝泉(ぼうしょうせん)です。道の駅の温泉施設を始め、りんご風呂の「やみぞ」・温泉プールの「フォレスパ大子」・オートキャンプ場「グリンヴィラ」など多彩です。

「十二所神社」は、常陸大子駅から歩いて5分ほどの所にあります。千三百年もの歴史を持つ神社で、通称「百段階段」を舞台にして飾られる千体ものひな人形の光景は、圧巻以外の何ものでもありません。

「永源寺」は、常陸大子駅から歩いて12分ほどの所にあります。通称「もみじ寺」とも言われるように、11月初旬から中旬の境内の紅葉は有名で、赤や黄のその美しい彩には心を奪われるようです。

「久慈川」は、アユの釣り場として有名で、その名前の由来は奈良時代にまで遡り、久慈郡の南側にあった小さな丘がクジラに似ていたためとされています。常陸大子駅から道の駅のある国道118号まで続く国道461号の通る橋を渡るか、少し回り道をして一つ北側の小さな橋を渡って川と遠景の山々を眺めるのも良いでしょう。

「月待の滝」は、袋田駅とは逆の1駅隣の下野宮駅から歩いて27分ほどの所にあります。この滝の裏側の岩盤は大きくえぐられていて、滝の裏側からの眺めも楽しむことができるので、「くぐり滝」・「裏見の滝」とも言われ、四季折々で良い表情を持ち、特に冬の美しい氷瀑は絶景です。

「袋田の滝」は、常陸大子駅の1駅隣の袋田駅から徒歩41分ほど、バス10分・徒歩10分くらいでも行くことができます。日本三名瀑の一つになっていて、四季に一度ずつは来てみないと真の風趣は味わえないと言われている、美しさ満点の滝です。

【道の駅 なち】伝説と歴史に彩られた熊野古道を散策する時の拠点

「道の駅 なち」は、国道42号沿いの和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にあり、JR西日本紀勢(きせい)本線の内の新宮駅-和歌山駅間(愛称:きのくに線)の那智(なち)駅に隣接しています。補陀落渡海(ふだらくとかい)などの多くの伝説と歴史に彩られ、熊野古道中辺路と大辺路の交差点を散策する時の拠点となっています。

道の駅の構成は、物産物販売コーナー・那智駅交流センターの「ふれあい広場」と公衆浴場「丹敷(にしき)の湯」・「熊野那智世界遺産情報センター」などとなっています。

物産物販売コーナーでは、地元で生産された農産物を始め、ここでしか手に入れられない地元の手作り製品、まぐろ・お寿司・苺ジャム・色川茶・梅ジャム・めはりずし・工芸品などを販売しています。

「ふれあい広場」では、みやげものコーナー・休憩スペース・観光パンフレット・自動販売機などがあり、ちょっとした休憩と情報収集にはかかせない所となっています。

「丹敷の湯」では、日中であれば勝浦の青い海原、夜になるとその美しい夜景を満喫でき、広い湯船でゆったりと疲れを癒すことができるのです。

「熊野那智世界遺産情報センター」では、「京都から那智までの道のり」・「紀伊山地の霊場と参詣道」・「熊野古道」・「補陀落渡海・補陀洛山寺」・「那智原始林」・「那智参詣曼荼羅絵図」・「熊野那智大社」・「那智山青岸渡寺」・「那智の滝・那智の火祭り」・「大門坂」などを、パネル・写真・映像などで解説しています。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「補陀洛山寺(ふだらくさんじ)」・「熊野三所大神社(くまのさんしょおおみわしゃ)」・「那智滝」・「熊野那智大社」・「青岸渡寺(せいがんとじ)」・「熊野古道」などがあります。

「補陀洛山寺」は、那智駅から歩いて3分ほどの所にあります。宗教儀礼「補陀落渡海」で知られるお寺で、境内は国の史跡「熊野三山」の一部になっており、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一部でもあります。

「熊野三所大神社」は、「補陀洛山寺」の隣にあります。境内は「浜の宮王子社跡」として国の史跡「熊野参詣道」の一部に指定されており、「振分石(ふりわけいし)」と呼ばれる石柱は、諸説あるものの熊野古道の中辺路(なかへち)・大辺路(おおへち)の分岐点とされています。

「熊野那智大社」は、那智駅から歩くと1時間半ほど、2駅隣の紀伊勝浦駅からはバス30分ほどで行くことができます。「熊野三山」のひとつで、社殿と境内地は世界遺産の一部となっています。

「青岸渡寺」は、「熊野那智大社」の隣にあります。西国三十三所第一番の札所で、本堂と宝篋印塔は国の重要文化財で、世界遺産の一部となっています。

「那智滝」は、「熊野那智大社」から歩いて5分ほどの所にあります。日本三名瀑に数えられ、国の指定名称は「那智大滝(なちのおおたき)」、世界遺産の一部を形成しています。

「熊野古道」は、田辺から熊野本宮までの中辺路・田辺から海岸沿いを那智を通り新宮まで行く大辺路・高野山から熊野本宮までの小辺路(こへち)の3コースが、「熊野参詣道」として世界遺産に登録されています。

古道ウォーキングのコースとして、発心門王子~熊野本宮大社・小広王子~発心門王子・赤木越え・大日越え・小雲取越・小辺路 果無越などがあり、発心門王子~熊野本宮大社が距離6.9kmで徒歩2.5時間と最も人気のコースとなっています。

【道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水】オホーツクの自然が待っている

「道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水」は、国道244号沿いの北海道斜里郡小清水町にあり、JR北海道釧網本線の浜小清水(はまこしみず)駅と活性化センターが一体になった施設です。目の前にはオホーツク海・涛沸(とうふつ)湖・原生花園などの、オホーツクの自然が待っています。

道の駅の構成は、売店・軽食喫茶コーナー・野菜販売の「浜小清水やさいクラブ」などとなっています。また、道の駅に隣接して、弁当などの販売の「マートフレトイ」・「らーめん太郎山」・スイーツの「苺の丘こうも」・手作りパンなどの販売の「ひつじ日和」などもあります。

売店では、小清水野菜・小清水やオホーツクの特産品とお土産が販売されています。小清水野菜にはアスパラ・ごぼう・ブロッコリーなど季節毎にしか食べられないものがたくさんあり、馬鈴薯でんぷん・ゆう水みそ・小清水産馬鈴薯のせんべい「ほがじゃ」・オホーツク海の新鮮海産物などがいっぱいです。

軽食喫茶コーナーでは、オホーツク産の魚介類・小清水産野菜を使ったメニューを提供しています。いくら丼と芋団子汁セット・じゃがいもゴロットカレー・コーヒー・ソフトクリームなどを存分に召し上がって下さい。

「浜小清水やさいクラブ」では、地元農家のお母さんたちが採れたて野菜を販売しています。じゃがいも・トマト・タマネギなどの旬の野菜がうれしいのはもちろん、お母さんたちとの会話も楽しめます。

「マートフレトイ」では、総菜・弁当・お土産・ジュースに加え、様々な生活用品も販売されています。特に揚げ物の種類が多く、総菜・弁当が充実しているので重宝します。

「らーめん太郎山」では、ラーメン・カレーライス・コーヒー・アイスクリームなどの一般的な食堂メニューは当たり前ですが、ここ国道244号の網走~斜里ルートでは、ジェラートとソフトクリーム目当てのファンで人気になっています。

「苺の丘こうも」では、小清水産のイチゴを使ったスイーツや手作り雑貨を販売しています。苺クレープ・苺ジュース・苺ジャム・苺マフィンなど、おいしい苺の商品をお楽しみください。

「ひつじ日和」では、手作りパン・スープカレー・弁当・雑貨などを販売しています。お店はユースホステル「小清水はなことりの宿」に繋がっているので、この地に一泊して観光をしてみても良いでしょう。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、ラムサール条約登録湿地「フレトイ展望台」・「小清水原生花園」・「涛沸湖」・「じゃがいも街道」などがあります。

「フレトイ展望台」は、浜小清水駅から徒歩3分ほどの所にあり、「小清水原生花園」の東端に位置しています。この展望台からは、原生花園・涛沸湖・知床連山などを一望でき、建物自体も白壁でピラミッド型をしていて見ごたえがあります。

「涛沸湖」は、浜小清水駅から徒歩33分ほどの所にあり、オホーツク海に繋がる汽水湖です。四季を通してタンチョウ・オジロワシ・オオワシなどの希少種250種ほどが訪れる中継地・越冬地・繁殖地で、周辺の湿地や海岸ではヨシ・スゲ・ヒオウギアヤメ・アッケシソウ・シバナ・エゾキスゲ・ハマナスなどを見ることができます。

「じゃがいも街道」は、網走方面から国道244号を通って小清水市街へ向かう5kmほどの直線道路で、途中にある人気の特産物直売所までは、浜小清水駅から徒歩52分ほどかかります。遠くに雄大な斜里岳・知床連山、街道沿いに広大なじゃがいも畑と防風林を見て、これぞ北海道という景観を堪能できます。

【道の駅 あまるべ】日本海の旬の味と展望台”空の駅”を楽しもう

「道の駅 あまるべ」は、国道178号沿いの兵庫県美方郡香美町にあり、JR西日本山陰本線の餘部(あまるべ)駅の余部(あまるべ)橋梁下の南側、歩くと9分ほどの所にあります。日本海の旬の味と、余部鉄橋の展望台”空の駅”を楽しみましょう。

道の駅の構成は、山陰海岸ジオパーク展示コーナー・お食事コーナー・青果販売コーナー・地元農産物販売コーナー・海産物販売コーナーなどとなっています。

山陰海岸ジオパーク展示コーナーでは、鳥取県・兵庫県・京都府の3府県に連なる山陰海岸国立公園とその周辺の「山陰海岸ジオパーク」のことを紹介しています。更に詳しくジオパークのことを知るには、2駅隣の香住駅から徒歩29分ほどの所にある「香美町立ジオパークと海の文化館」を訪ねるのも良いでしょう。

お食事コーナーでは、テーブル席と和室で、旬のお魚料理などをゆっくりと摂ることができます。お薦めメニューは、野菜のかき揚げと魚のフライの「魚菜店丼」・魚の煮つけか焼き魚がついた「魚菜店定食」・カニちらし寿し丼メインの「鉄橋御膳」などです。

その他のメニューには、ピリ辛で魚のフライ付きの「海カレー」・魚介類の天ぷらと野菜のかき揚げが載った「浜うどん」・普通にチャーハン・ラーメン・きつねうどんとそば・ざるそばなどがあります。そして、おやつ感覚で食べられる「ニギスカツバーガー」・「かにクリームコロッケ」・「天串」・「今川焼」などもあります。

青果販売コーナーでは地元農家が丹精込めて栽培した朝採り野菜が、海産物販売コーナーでは地元香住漁港に水揚げされた新鮮な近海魚貝類が、安全・安心のもと格安価格で販売されています。

地元農産物販売コーナーでは、魚介加工品・お米・但馬のお菓子・漬物・余部鉄橋グッズ(鉄橋鋼材グッズ・鉄橋写真冊子・DVD)など、道の駅限定品も含めて販売しています。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「余部鉄橋の桁」展示・余部鉄橋展望台”空の駅”・「空の駅」公園・山陰海岸ジオパークの「香住海岸」などがあります。

「余部鉄橋の桁」展示は、道の駅の駐車場北側前の国道横でされています。桁に書かれた「山陰本線 余部橋りょう」という文字は、かつては41mもの上空の鉄橋に雄々しく掲げられていたのです。

余部鉄橋展望台”空の駅”は、余部鉄橋の架け替えに伴って、餘部駅側に3橋だけ残したものです。展望台からは北側に日本海、南側に新余部橋梁を通過する列車を見ることができ、海の眺望と列車の迫力に感動します。

「空の駅」公園は、展望台の下に整備されたもので、その一角には鉄橋の橋脚を使った東屋があったりして、ゆっくりとくつろいだり、西側に設置されたブランコや滑り台などで遊ぶこともできます。時には、地元の人たちがグランドゴルフをやっていることもあって、ちょっとホッとした気分になれます。

「香住海岸」は、2駅隣の香住駅から歩いて27分ほどの所にあります。東側には城山半島と黒島・白島など、西側には香住浜・国の天然記念物の「鎧の袖」・松ヶ崎・蜂ノ巣島・鷹ノ巣島・但馬松島・海食崖・海触洞・奇岩などの景勝地が連なり、悠久の時の流れを感じさせる絶景を見ることができます。

【道の駅 奥会津かねやま】雄大な景色の中にある村の中核施設

「道の駅 奥会津(おくあいず)かねやま」は、国道252号沿いの福島県大沼郡金山町にあり、JR東日本只見(ただみ)線の会津中川駅から歩いて3分ほどの所にあります。近くの只見川と、雪食地形の雄大な景色の中にあり、村の中核施設となっています。

道の駅の構成は、「こぶし館」の中にある地場産品と農産物の直売所・食堂と軽食などとなっています。

直売所では、福島県のブランド「奥会津金山赤カボチャ」・エゴマ商品・山菜(わらび・きゃらぶき・菜の花・キノコ・ウド・ゼンマイ・こごみなど)を漬けた「よっこ漬」・奥会津金山「天然炭酸の水」・アザキ大根などがお薦め品です。赤カボチャ風味のソフトクリーム・エゴマ油・エゴマかりんとう・アザキ大根蕎麦ソフトなどが人気です。

食堂と軽食では、ボリューム満点のかつ丼が男性の一番人気で、女性にはミニかつ丼がお薦めです。他に、とんかつ定食・煮かつ定食・カレーライス・カツカレー・ざるそば・アザキ大根高遠そば・冷やし高遠どんぶりそば・冷やしとろろそば・月見納豆そば・かけそば・かき揚げそば・むかしそばなどがあります。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「旧五十島家住宅」・中川温泉「ゆうゆう館」・只見川に作られた上田ダムの「上田発電所」・「水沼公園」・「妖精美術館」・「沼沢湖」などがあります。

「旧五十島家住宅」は、「こぶし館」の敷地内にある江戸時代中期の標準的な民家(平屋中門造り)で、重要文化財に指定されています。会津地方の農民の当時の生活の様子を垣間見ることができます。

「ゆうゆう館」は、会津中川駅から歩いて3分ほどの所にあります。道の駅からも徒歩圏内にあり、老人福祉センターであるため地元住民の利用が多く、観光客にとっては穴場的な温泉施設となっています。

「上田発電所」は、会津中川駅から歩いて17分ほどの所にあります。太平洋戦争が終わって敗戦処理に当った白洲次郎が東北電力初代会長として関わったもので、ダム右岸には記念碑と案内看板がり、事前申込みをしなくてもいつでも自由に見学することができます。

「水沼公園」は、発電所から更に川沿いを24分ほど歩いて、隣駅の会津水沼駅の対岸まで行った辺りにあります。ここ過ぎて行くと「只見川」に架かる「水沼橋」を渡って会津水沼駅に行けるようになっていて、橋からやって来た方を望むと、只見線の鉄橋・第四只見川橋梁を望むことができるのです。

「妖精美術館」は、2駅隣の早戸駅から歩いて53分ほどの所にあります。世界中から集められた、妖精の絵・絵本・文学資料・人形・妖精を取り入れた小道具など、不思議な妖精たちの世界に触れてみてください。

「沼沢湖」は、早戸駅から歩いて51分ほどの所にあります。妖精が住むかとも思われるような神秘的なカルデラ湖で、湖畔には自然休養村センターを中心とした公園・オートキャンプ場・一般キャンプ場・サイクリングロード・ハイキングコースなどがり、湖面に映る四季を感じることができます。

【道の駅 歓遊舎ひこさん】恵みの里の家族で存分に遊べる場所

「道の駅 歓遊舎(かんゆうしゃ)ひこさん」は、福岡県道52号八女香春線沿いの福岡県田川郡添田町にあり、JR九州日田彦山(ひたひこさん)線の歓遊舎ひこさん駅が真裏にあります。赤土の大地・澄んだ空気・天然水など、恵みいっぱいの里の添田町で、家族で存分に遊べる場所なのです。

道の駅の構成は、物産館・5軒の食事場所(「旬菜坊 キッチン農家」・「お食事処 ふくから庵」・「お好み亭 華」・「パン工房 麦の里」・「もち工房」)・「こどもわくわくパーク」などとなっています。

物産館では、赤土の大地「金ノ原(きんのばる)」で甘く育てたジャガイモ・ニンジンなどの根物や英彦山の高冷地野菜、美味しい水で作った添田町の惣菜・こんにゃく・豆腐などの特産品などが、来客の方々の手に渡るのを待っています。他にも、ゆず加工品・お米・銘菓・工芸品・地酒などがあります。

「旬菜坊 キッチン農家」では、町内産の旬野菜をふんだんに使ったバイキングをご用意しています。平日で45種、日曜と祝日になると60種ほどのメニューが、必ずあなたの味覚中枢を満足させることでしょう。

「お食事処 ふくから庵」では、うどん・そばを中心とした食事をご用意しています。麺類の他に丼物もあり、食券購入方式でお好みのトッピングも選ぶことができます。

「お好み亭 華」では、地元婦人部「野の華会」の皆さんが、地元食材を使った日替わり弁当・お好み焼きをご用意しています。このレストランは、「こどもわくわくパーク」内にあります。

「パン工房 麦の里」では、素材にこだわった手作りパンを豪用意しています。この工房は物産館前の駐車場内にあり、パンを買ってテラスでコーヒーと一緒に食べれば、きっと満足できることでしょう。

「もち工房」では、「お好み亭 華」と同じく「野の華会」の皆さんが毎朝作る杵つき餅などをご用意しています。他に、「おからかりんとう」や日曜と祝日のぜんざいなどもあり、ちょっと小腹が空いた時の救世主となっています。

「こどもわくわくパーク」では、鯉の泳ぎ鴨が住む小川が流れ、たくさんの遊具が子どもたちを待っています。パーク内を一周するモノライダーは子供2百円・付き添い百五十円、電気カー元気っこ広場は1回百円で遊ぶことができます。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、添田町クアハウス「ハピネス」・「国定公園英彦山」・ひこさん温泉「しゃくなげ荘」などがあります。

「ハピネス」は、「国定公園英彦山」の麓、歓遊舎ひこさん駅から歩いて3分ほどの所にあり、おいしい空気と大自然の中で健康づくりができます。温泉プール・トレーニングルーム・リラックスルームで、日頃の運動不足解消とゆったりとした心のケアをしてみましょう。

「国定公園英彦山」は、添田町と大分県中津市山国町に跨る標高1,199mの山で、耶馬日田(やばひた)英彦山国定公園の一部となっている日本百景・日本二百名山の一つです。山の中腹にある英彦山神宮奉幣殿へは、2駅隣の彦山駅からバスで15分ほどで行けます。

「しゃくなげ荘」は、彦山駅から歩くと1時間近くかかってしまいますが、町営バスだと10分ほどで行けます。大浴場・露天風呂・レストラン・売店などの施設があり、じっくり泊まって英彦山の雄大な姿を味わうもよし、日帰りでお風呂や食事を堪能するのも自由です。

【道の駅 九頭竜】恐竜が出迎えてくれる福井県の東の玄関口

「道の駅 九頭竜(くずりゅう)」は、国道158号沿いの福井県大野市朝日にあり、JR西日本越美北線(愛称:九頭竜線)の九頭竜湖駅の隣にあります。国道からの入り口では恐竜が出迎えてくれる、福井県の東の玄関口となっています。

道の駅の構成は、恐竜と同じに入口にある屋台・お土産品販売や観光案内所のある「ふれあい会館」・そばやうどんの麺類のコーナー・弁当や惣菜に野菜などの直売所などとなっています。

屋台では、串カツ・フランクフルト・ソフトクリーム・フラッペなど売られていています。串カツはちょっと薄めのお肉ではありますが、福井のソースかつ丼のタレにも似た、甘辛ソースでとてもおいしく仕上がっています。

「ふれあい会館」では、人との出会いと自然との触れ合いを大事にしているようで、九頭竜の自然に合わせて木の軟らかさを前面に押し出した造りとしています。地域の合唱やピアノレッスン、お花などの文化活動などの集会場として利用されています。

麺類コーナーでは、福井県のブランド品「九頭竜舞茸」を惜しみなく使って「舞茸そば」・「舞茸うどん」を提供しています。他に、「おろしそば」・「おろしうどん」に加え、たぬきそばとうどん・きつねそばとうどん・ラーメンも普通にあります。

直売所では、九頭竜の魅力をいっぱいに詰め込んだ、伝統の特産品・野菜などを販売しています。九頭竜舞茸・穴馬(あなま)スイートコーン・穴馬かぶら・山菜などが並び、舞茸弁当やお惣菜はここで買って麺類コーナー食べても良いのです。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「九頭竜湖駅」・「和泉郷土資料館」・「青葉の笛資料館」・「穴馬民俗館」・「九頭竜ダム」などがあります。

「九頭竜湖駅」は、ウッディ調の落ち着いた感じの駅舎になっていて、鉄道ファンはもとより観光客の支持をうけている中部の駅「百選」に認定された名駅です。この駅の人気は駅舎だけでなく、発着するディーゼル機関車のエンジン音にも心安らぐひと時を与えてくれ、良い趣きを醸し出しています。

「和泉郷土資料館」は、九頭竜湖駅から歩いて3分ほどの所にあります。ここには大野市和泉地区で発見された古生代の三葉虫・サンゴ・ウミユリや、中生代のアンモナイト・貝類・植物・恐竜などの化石、縄文土器・全国の鉱石などが展示されています。

「青葉の笛資料館」は、九頭竜湖駅から歩いて6分ほどの所にあります。源義平(みなもとのよしひら)とおみつの恋物語、一本の笛に託した思いを語り継ぐ山間の資料館では、縄文と弥生時代の土笛から義平の「青葉の笛」のレプリカまで展示され、笛づくり教室で作った自分の笛を持ち帰ることもできます。

「穴馬民俗館」は、「青葉の笛資料館」に隣接しています。この建物は一般住宅として江戸中期に建てられた妻入口造りの民家で、ダム建設に伴い現在地に移転されたもので、穴馬地方の昔の暮らしを伝える民族資料を展示しています。

「九頭竜ダム」は、九頭竜湖駅から歩くと1時間以上もかかってしまいますが、ばかでかい山々と広々としたダム湖の美しい風景を季節ごとに見ることができます。春は「万本桜」、秋は紅葉を、瀬戸大橋の試作で作られた箱ヶ瀬橋(愛称:夢の架け橋)から眺めてみましょう。

【道の駅 ウェーブパークなめりかわ】ダイオウグソクムシを見てみたい

「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」は、富山県道1号富山魚津線沿いの富山県滑川市にあり、あいの風とやま鉄道(あい鉄)と富山地方鉄道(地鉄)の滑川(なめりかわ)駅から歩いて8分ほどの所にあります。パークエリア内にある「ほたるいかミュージアム」に展示された「ダイオウグソクムシ」を、ぜひとも見てみたいものです。

道の駅の構成は、触れて学べる「ほたるいかミュージアム」・雄大な海を眺めて食事のできる「パノラマレストラン光彩」・世界にここだけのシーサイドカフェ「みちcafe wave」・こだわりの逸品が揃う「おみやげマーケット」・リラクゼーション施設「タラソピア」などとなっています。

「ほたるいかミュージアム」では、「ライブシアター」・「深海不思議の泉」・「展示ホール」・「深海展示コーナー」などのコーナーがあり、富山湾の神秘を感じさせてくれます。

「ライブシアター」では半円型水槽と上映スクリーンでほたるいかや深海生物を間近で体感し、「深海不思議の泉」では直接深海の珍しい生き物たちに触れることができます。また、「展示ホール」ではバラエティ豊かな展示で、ほたるいかなどの生態をしることができ、富山湾の不思議に出会えるのです。

そして「深海展示コーナー」では、ダイオウグソクムシやオオグソクムシなどの珍しい深海生物を見ることができ、その”かわいい”姿にぜひとも会いたいものです。水槽が鏡張りとなっているので、生き物たちのお腹の部分も観察でき、フラッシュ無しで撮影も認められているので、ガッツリ写真をゲットすることもできます。

「パノラマレストラン光彩」では、雄大な富山の海を目前に、地元の幸を堪能できます。お薦めは「蛍烏賊御膳」で、「蛍烏賊天丼」・「白海老天丼」・「白海老フリッターのトマトピザ」・「蛍烏賊と竹の子のポッラータ仕立てスパゲッティ―」・「富山豚のラグーとエゴマのトマトソース」なども捨てがたいところです。

「みちcafe wave」では、滑川名物をカジュアルに楽しむことができます。「しょうがソース仕立てのほたるいかバーガー」・「つべつべ塩ソフト」・「揚げたてサクサクほたるいかフライ」などを、チョロッとお気軽にご賞味ください。

「おみやげマーケット」では、滑川ならではの海の幸などのこだわりの逸品をバラエティ豊かに揃えています。「ほたるいか活漬け」・「白えび昆布〆」・「ほたるいかせんべい」・「白えび十割煎餅」・黒醤油スープの「ブラックらーめん」・地酒の数々・地ビール「立山エール」など、地元感満載の品々があります。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、滑川海洋深層水分水施設「アクアポケット」・「ほたるいか海上観光」・「あいらぶ湯」などがあります。

「アクアポケット」は、水深333mの海水を脱塩装置で処理して、6種類の海洋深層水を提供している施設です。海洋深層水の販売はもちろんのこと、その水の展示紹介や体験コーナー・研修室なども整備されています。

「ほたるいか海上観光」は、朝早くに滑川漁港から観光船に乗って出航して、定置網によるほたるいか漁を見学するものです。滑川漁港へは、道の駅から歩いて7分ほど、滑川駅からだと歩いて13分ほどで行くことができます。

「あいらぶ湯」は、滑川駅から歩いて8分ほどの所にある「滑川市民交流プラザ」の5階にあります。立山連峰と富山湾を一望できる展望風呂で、海洋深層水原水を使った「深層水風呂」・ミストサウナ・塩のサウナ・ジェットバス・薬湯・寝湯・腰掛け湯・電気風呂など、バラエティに富んだお風呂を楽しみましょう。

【道の駅 ふたかみパーク當麻】北に二上山を見て歴史ある町に触れる

「道の駅 ふたかみパーク當麻(たいま)」は、国道165号(通称:初瀬街道)沿いの奈良県葛城市新在家にあり、近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線二上神社口(にじょうじんじゃぐち)駅から歩いて8分ほどの所にあります。北には優美な二上山(にじょうざん)を見て、歴史ある町に触れることができます。

道の駅の構成は、特産物販売所とレストランのある「當麻の家」・二上山ふるさと公園内の公園・子供広場・展望台などとなっています。

特産物販売所では、地元農家が手塩にかけて育て上げた新鮮野菜・生花、奈良のお土産・オリジナル加工品などが販売されています。「けはやたまご」・葛城市近辺で採れた新鮮野菜・奈良漬け・生花・「當麻の家の味噌漬け」・奈良と言えばの柿の葉寿司・オリジナルジャムなど、良いもの満載です。

レストランでは、當麻の新鮮素材を存分に味わえる郷土料理がいっぱいです。お薦めメニューはボリュームたっぷりの「蓮花定食」で、他に「卵かけごはん」・「けはやうどん」・「當麻の家うどん」・「釜飯」・「冷奴定食」・「黒米カレー」・「モーニング」など、おいしいモノたちが貴方を待っています。

二上山ふるさと公園では、7千平米もの「芝生広場」や楽しい施設のある「わんぱく広場」で安心して遊ぶことができ、せせらぎと谷地を生かした「水辺のテラス」で水と戯れ、散策路を通って456段の石段で展望台へ上ることもできるのです。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「當麻寺」・「當麻蹶速(けはや)塚」・「葛城市相撲館」・「石光(せっこう)寺(染寺)」・「傘堂」・「葛木倭文坐天羽雷命(かつらきしとりにいますあめのはいかづちのみこと)神社」・「二上山城」などがあります。

「當麻寺」は、二上神社口駅から歩いて25分(隣の麻寺駅からは15分)ほどで行けます。飛鳥時代創建の白鳳・天平様式の大伽藍があり、国宝の三重塔やご本尊の「當麻曼荼羅」は見るべき価値ありの逸品です。

「當麻蹶速塚」は、当麻駅から當麻寺への参道の途中にあります。垂仁天皇のもとで、當麻蹶速と野見宿禰(のみのすくね)が日本最初の天覧相撲をしたと伝わり、この塚のすぐ奥には、「葛城市相撲館」があります。

「葛城市相撲館」は、大相撲の本場所と同じ大きさの土俵を持っていて、相撲の貴重な資料を見ることができます。併設された観光休憩所は無料で、付近を散策する際には一休みするのにとても便利です。

「石光寺」は、二上神社口駅から歩いて14分ほどの所にあります。曼荼羅を染めた「染の井戸」があり、牡丹・芍薬でも知られていて、牡丹が開花する頃には、多くの花見客で賑わいます。

「傘堂」は、二上神社口駅から歩いて19分ほどの所にあります。左甚五郎が建てたとされるその名のとおり傘のような本瓦葺のお堂は、三度祈願するとポックリ逝けると伝えられ、當麻山口神社の鳥居の傍らで、静かに訪れる人を待っています。

「葛木倭文坐天羽雷命神社」は、二上神社口駅から歩いて6分ほどの所にあります。創建時期は不明ですが、貞観元年(859年)には従五位上の神階を受けたという記録があり、左右に「掃守神社」と「二上神社」を配し、天羽雷命(あまはいかづちのみこと)を主祭神としています。

「二上山城」は、その名のとおり二上山雄岳の山上にあり、「葛木倭文坐天羽雷命神社」から歩くと2時間はかかってしまいます。それでもハイキングコースが整備されていることから、休日には登山客で賑わいます。

【道の駅 湯西川】天然日帰り温泉・足湯と魅力的な情報が満載

「道の駅 湯西川(ゆにしがわ)」は、国道121号沿いの栃木県日光市にあり、野岩(やがん)鉄道会津鬼怒川線(愛称:ほっとスパ・ライン)の湯西川温泉駅の隣にあります。天然日帰り温泉・足湯を始め、地元食材を使った食事にお土産・レジャーと魅力的な情報が満載なのです。

道の駅の構成は、温泉施設「湯の郷」・お食事処・お土産のコーナーなどとなっています。また、道の駅を発着点とした、「水陸両用バス」で行くダム湖探検ツアーなどのレジャーもあります。

「湯の郷」では、広々とした内湯「明神の湯」と「葛老の湯」・自然と触れ合える展望風呂「高瀬の湯」と「横瀬の湯」・美容と疲労回復の岩盤浴など、様々な温泉を楽しむことができます。湯上りには、ふんだんに木を使った伝統的な和風造りの休憩室で、ゆったりと癒しの時間を過ごして下さい。

お食事処では、自然の恵みの新鮮な食材によるメニューの数々に舌鼓を打つこと間違い無しです。人気のメニューには、日光産大根や人参・牛蒡などが入った「湯西川ダムカレー」や「川治ダムカレー」で、他に鹿肉コロッケの「鹿コロ丼」・日光名物湯波の「ゆば入り鴨せいろそば」などがあります。

お土産のコーナーでは、伝統工芸品・日光と湯西川の物産や名産品・道の駅限定商品などを、旅の思い出として手に入れることができます。人気のお土産としては、温泉水を使った「温泉石鹸」や「保湿美肌クリーム」・湯西川産イチゴ「とちひとみ」のパン・美肌などの効果バツグンの「サンショウウオの燻製」などがあります。

「水陸両用バス」のレジャーでは、湯西川ダム湖クルーズの2コースがあり、道の駅を発着場所とするコースでは、道の駅→湯西川ダム湖クルーズ→ダム施設見学→道の駅という流れとなります。所要時間はおよそ70~80分、3千円の料金で、9時台から16時台まで5便が出ています。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「湯西川温泉」・「平家の里」・「川治温泉」・「鬼怒川温泉」などがあります。

「湯西川温泉」は、湯西川温泉駅から日光交通のダイヤルバスでおよそ30分ほどの所にあります。ほとんどの旅館には渓谷に面した露天風呂があり、郷土料理には湯西川で捕れる川魚や山の幸、宿によっては山椒魚・鹿・熊・野鳥などが入っていてこれを堪能でき、平家落人伝説の集落の雰囲気を感じとれます。

「平家の里」は、「湯西川温泉」エリアにある平家落人の生活を感じさせる民家を移築して復元された施設で、平家の歴史を学んだり、湯西川の伝統工芸「木鉢」や「木杓子」の作業場や道具の見学、安徳天皇をお祭りした湯西川赤間神社の参拝などができます。

「川治温泉」は、湯西川温泉駅の隣の川治湯本駅から歩いて10分ほどの所にあります。鬼怒川と男鹿川の交わる辺りに10軒ほどの宿が立ち並び、川沿いの共同浴場の露天風呂「薬師の湯」は、「岩風呂」の愛称で親しまれています。

「鬼怒川温泉」は、湯西川温泉駅から5駅の鬼怒川公園駅と、6駅の鬼怒川温泉駅の間の鬼怒川沿いに温泉街を形成しています。温泉街の外れの「鬼怒川温泉ロープウェイ」、山頂駅近くの「温泉神社」、「鬼怒川ライン下り」・「東武ワールドスクウェア」・「日光江戸村」などが名所となっています。