【道の駅 パーク七里御浜】熊野古道へと繋がるキーステーション

「道の駅 パーク七里御浜」は、国道42号沿いの三重県南牟婁郡御浜町阿田和にあり、JR東海紀勢本線の阿田和駅から歩いて1分ほどの所にあります。熊野古道と熊野三山へと繋がるキーステーションとなっていて、世界遺産熊野古道の『浜街道』が目の前を通っています。

施設の中の「ごちそうダイニング」では、尾鷲ブランド「もちもちまぐろ」・御浜町ブランド「岩清水豚」・三重県ブランド「尾呂志米」や、御浜町と近隣地域で作られた野菜などのこだわり食材を使っています。土日祝日のビュッフェのメニューは30種以上、平日でもレギュラーメニューにプラスして、日替わりランチがどんどん増加中です。

紀州の恵み『浜街道』では、「みかんのまち」御浜町自慢の果汁100%ジュースを始め、柑橘類・地元野菜・地魚・紀州熊野の梅干し・ご当地Tシャツなど、紀州を深く感じさせるお土産などが販売されています。

「浜街道らーめん」では、鶏そばがお薦めで、鹿児島地鶏だけを使ったコラーゲン満タンスープと、国産豚の自家製チャーハンが、自家製麺の美味しさを引き立てます。また、定番メニューのおでんもあって、屋台販売の風情を醸し出しています。

「喫茶ノエル」では、「ボリューム満天モーニング」に始まり、平日のみの「日替わりワンコインランチ」があり、午後2時以降はカラオケを楽しむこともできるのです。

「うえ屋」では、店長自慢の出汁が効いたうどん、揚げ餅はもちもちで、ドーナツはふわふわと美味しいものばかりです。コーヒーも煎りたてのものが出てくるので、ぜひとも入ってみたいお店と言えます。

「すぎもと農園パーク店」では、産地直送の新鮮みかん・旬のみかん100%のジュース・すっぱくて苦いセミノール青みかんドリンクなどが販売されています。

「お菓子のお店 ぴねや」では、手作りパン・アイシングクッキー・うぶた堂のお菓子詰め合わせなど豊富な品揃えです。更に、「リカーショップ はしぢ」では、紀州の地酒をいっぱい置いていて、「熊野三山」・「太平洋特別純米酒」・「那智の滝」などが人気となっています。

この他にも、ミハマ印章・学習塾公文・アクアリハトレセンター 三光鍼灸整骨院・紀南自家用自動車協会・コインランドリーしゃぼん・理容レスト・下川薬品・おしゃれサロン カワイ・プレゼントストア クリエイション・田上書店・ファッションハウス檜作等々、盛りだくさんのショッピングセンターとなっているのです。

世界遺産の熊野三山へは少し遠く、徒歩ではなく車を利用しなければなりません。車であれば、熊野速玉大社は20分、熊野本宮大社は40分、熊野那智大社は50分で行くことができます。

最も近い熊野速玉大社でも歩けば2時間以上はかかってしまいますので、同じJR東海紀勢本線の新宮駅から、18分ほど歩いて行く方が良いでしょう。

どうしても阿田和駅周辺で何か観光をしたいのであれば、歩いて9分ほどの所にある「七里御浜ふれあいビーチ」や、歩いて21分ほどの所にある「阿田和神社」がお薦めです。

「七里御浜ふれあいビーチ」では、熊野灘の絶景を堪能できます。また、ヤシの木の立ち並ぶ芝生広場から見る夕日は別品です。

「阿田和神社」の歴史は神話時代にも繋がるほど古く、その建立された場所は、初代神武天皇が日向(現在の宮崎県)から大和(現在の奈良県)を目指した「東征」の途中で陣を置いたとされています。1143年創建、1755年に現在地に移され、長い期間をかけて造営されてきた神殿・拝殿・鳥居などを見ると、遠い昔が偲ばれます。