【道の駅 貞光ゆうゆう館】自然の絶景と”うだつ”の街並みに溶け込む

【道の駅 貞光ゆうゆう館】は、伊予街道に重なる国道192号沿いの徳島県美馬郡つるぎ町にあり、JR四国徳島線(愛称:よしの川ブルーライン)の貞光駅から歩いて10分ほどの所にあります。吉野川と剣山などの自然の絶景と、”うだつ”の上がる街並みに溶け込んだ道の駅です。

道の駅の構成は、レストラン・物産館・ギャラリー・シンボルタワーなどとなっています。

レストランでは、日本三大地鶏を地鶏を抑えてシェアトップに輝いたこともある徳島産地鶏などの地元食材によるメニューを楽しむことができます。人気一番メニューは「阿波尾鶏鉄板焼きセット」で、料理長お薦め「ゆうゆう御膳」・上品な「松花堂」・自慢の「和風ハンバーグセット」・半田名産「釜揚げそうめん」などがあります。

物産館では、自信を持って地元つるぎ町の新鮮野菜などの物産品を提供しています。町の名産品の半田そうめん・干し柿・ゆず酢にドレッシング・阿波尾鶏カレーに加えて徳島県内のお土産品などが、産直・お土産・地元民芸品の各コーナーで訪れる人を待っています。

ギャラリーでは、各種イベント・祭事・一般(写真家・画家・芸術家等々)の展示などを行なっています。3月はひな祭り、7月はすいかコンクールなど、毎月楽しい催しが行われています。

シンボルタワーでは、地上23mに展望台があり、「四国三郎」と呼ばれる「吉野川」、夏の緑と秋の紅葉が美しい「剣山」、”うだつ”の上がる街並みなど、ぐるりと一周を眺めることができます。道の駅の目印ともなっている展望台には、ここにいったら絶対に上がってみてください。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「貞光劇場」・「二層うだつの町並み」・「うだつの小路」・「旧永井家庄屋屋敷」・「織本屋」などがあります。

「貞光劇場」は、貞光駅から県道126号を4分ほど歩いた所にある昭和7年建造の建物です。平成23年までは映画館として使われていましたが、現在は休館していて外観のみで往時の賑わいに想いを馳せてみましょう。

「二層うだつの町並み」は、劇場前から更に2分ほど歩いて行った「松尾神社」前の交差点から始まります。ここは「貞光商店街」となっていて、防火用からお金持ちの競い合いに発展した袖壁「二層うだつ」の民家群を見ることができます。

「うだつの小路」は、「二層うだつの町並み」にある小路で、「寺町」・「阿川」・「北町」・「祇園」・「金波」・「長岡」の各小路、「庚申通り」などの木札が掲げられています。それらの小路の中へと一歩立ち入って行けば、不思議な時間を過ごせるのです。

「旧永井家庄屋屋敷」は、「二層うだつの町並み」の中、貞光駅から歩いて8分ほどの所にあります。1791年に建てられた旧庄屋屋敷で、母屋・資料蔵・井戸・庭園などを無料で見学することができます。

「織本屋」は、貞光駅から歩いて12分ほどの所にあり、「二層うだつの町並み」をさきがけとなった商家です。明治初期の建築ですが、武家屋敷のような雰囲気もあって、外観を変えずに内装・補修を行って、かつて使用していた品々を無料で展示・公開しています。