「道の駅 若桜(わかさ)」は、国道29号沿いの鳥取県八頭郡若桜町若桜にあり、若桜鉄道若桜線の若桜駅から歩いて5分ほどの所にあります。ここは、ジビエや田舎料理のバイキングを食べて、町の特産品を買って、道の駅裏側の若桜駅でSLの体験運転をして遊べる所なのです。

道の駅の構成は、量り売りバイキングやお惣菜販売をしている食堂と、地元の新鮮野菜や特産品の物販所、休憩室・情報コーナーとなっています。そして、道の駅の裏側に位置する若桜駅では、完全予約制ではあるもののSLを実際に運転することができるのです。

食堂では、若桜谷の食材を使った田舎料理バイキングが食べることができ、お惣菜の量り売りもやっています。バイキングの人気メニューは、1位「ししじゃが(猪肉を使った肉じゃが)」・2位「よもぎ麺」・3位「鶏のトマト煮」で、他に「西町志水君の出し巻き」・「吉川豚肉餃子バーグ」・「桜ん坊手作り鶏のから揚げ」などがあります。

物販所では、野菜・お米・加工品・お酒・陶芸品・民芸品などが販売されています。例えば、氷ノ山(ひょうのせん)の完熟夏イチゴのジャム、若桜町広留野の夏大根、町内産の鹿肉燻製、それに特産品として田舎餅・とち餅・えごま油・なたまめ茶・若桜米・手造りウィンナー・弁天まんじゅうなどがあります。

SLの体験運転は、道の駅裏手の若桜駅で、国鉄型蒸気機関車C12-167号を運転するものです。石炭を燃やす代わりに圧縮空気を利用しているので、煙で真っ黒になることもなく、機関士の制服を着るので、本物の機関士になった気分に浸れます。

道の駅と鉄道駅の近くの観光地としては、「仮屋通り」・「蔵通り」・「三百田邸 資料館」・「若桜神社」・「鬼ヶ城跡」などがあります。

「仮屋通り」は、若桜駅からすぐの所にある昔の「若桜宿」の名残りで、家と道路の間に幅1.2mほどのひさしがついた私道が続いています。今では途切れ途切れにはなっていますが、元々7~8百mもあったというその町並みは、「若桜清流通り」に認定されて「夢街道ルネッサンス」の一つとなっています。

「蔵通り」もまた若桜駅のすぐそばにあり、かつての城下町の名残りを残している所です。旧家の白壁土蔵群が3百mほども続いていて、独特の雰囲気の中で散策を楽しんでみるのも良いでしょう。

「三百田邸 資料館」は、若桜駅から徒歩15分ほどの所にあり、古い庄屋の家柄の住宅と隣接した歴史民俗資料館となっています。また、町の木工品の見学・創作体験ができる「たくみの館」も併設されており、いろいろと学び・楽しむことができるのです。

「若桜神社」また若桜駅から徒歩15分ほどの所にあり、平安時代の初め頃に創建されたと言われています。主祭神は国常立命で、境内にはヒノキ・モミなどの原生林が鎮守の森を形成していて、荘厳さをたたえた空間は、信仰の深さを感じさせます。

「鬼ヶ城跡」は、若桜駅から徒歩17分ほどの所にあり、正治2年(1200年)に開城された典型的な山城です。城までの徒歩コースが整備され、かなり近くまで車で行ける林道もあり、本丸・二の丸・三の丸などに残る石垣が往時を偲ばせます。